まず、「インストールするだけでほとんどの脅威は防げている」的なことが書いてあるんですが、<BR>インストールしてからInternet Explorer(以下IE)やOutlook Express(以下OE)を起動すると、<BR>ダイアログが何枚も出てきて、それらのソフトが使えない状態になってしまいました。<P>設定をいろいろいじってなんとか解決したんですが、この結果わかったのが、<P>ソフトについているマニュアル・ヘルプ・サポート情報のたぐいが頼りにならないということ。<BR>とくにマニュアルは英語版を直訳しただけの内容と思われ、読む気にもなりません。<BR>ヘルプやサポートなども含め、自分が知りたい情報を見つけるのが難しいです。<P>ソフトの中身自体は、IEやOEにボタンとして登録され、cookieや広告の許可・不許可など<P>その場で簡単に設定可能だったり便利です。ただ、その設定自体がなぜか勝手に揺らいでいたり、<BR>あるいは拒否した広告がなぜかまた表示されたり、いまだに理解しきれない部分もあります。<BR>またソフト自体が急に異常終了して、再々起動でようやく直ったという経験もあります。<P>あと、通信速度の低下も仕方ないことだとは思いながら、やはりストレスを感じてしまいます。<P>全体的に、スマートかつ完璧に仕事をこなす“できる”ソフトが作りたかったんでしょうが、<BR>どうにも不親切で感じの悪いものに仕上がってしまっている印象です。
設定画面が2003と比べて分かりやすく、しかも使いやすくなっています。インストールすると、インストール自体に問題がないかどうか、まずスキャンしてくれるので安心してインストールできます。購読サービス期限がわかるのは同じですが、インストールしてから1年間使える点が気に入っています。今年マシンを買い換えた際に昨年版の2002を再インストールしましたが、しっかり来年まで購読サービス期限が延びてうれしかったですね。2004は別のマシンにインストールしましたが、画面右下の方に出ていた半円形のマークがなくなったような気がします。必要な時にはメッセージで知らせてくれますので、押しつけがましくなくていいと思います。<P>Windows Updateをかける際には、セキュリティ機能をオフにしないといけないようですが、このあたりのアピールが不足しているようにも思います。最近では当たり前のようですが、セキュリティ機能を安心機能として使っている人にとっては、この機能をオフにすることに多少の抵抗があります。