出てすぐに買った。確かに英文と和文を対照して読めるのは便利だ。この機能のおかげでシェイクスピアの難解な英文を気楽に読む気になれるだろう。シェイクスピア好きには不可欠な「書籍」だ。<P>しかし、残念ながら、つくったひとがこういうメディアに関して素人らしい。リンクの張り方に関して使い勝手が悪く、楽しく原文と各種の和訳を楽しむとまでは行かない。せっかくの企画が、仏作って魂入れずになっている。
こんなにすごいCD-ROMが誕生したなんて、シェイクスピアファンを自認する私は「女房を質に出しても(いないけど、私、女だし)」買いたいソフトでした。<BR>やっと手にしてますます良かったのはMac環境でも起動すること。仕事以外はMacを使う私にはますますうれしい。<BR>縦書きなのも、文学してるのでとても読みやすい。<BR>私個人としては小田島先生の訳が好きなので、このソフトが出るまで小田島全集を買おうかと思っていたのですが、このソフトで小田島先生どころか、坪内・福田・木下、それから最新訳(37作全部訳すらしいです)の松岡訳まで(松岡は9作)全部読めて比べてしかもアーデン版の原作もはいって、文学的にも楽しめる!<BR>すべてのシェイクスピアファンと文学ファンにぜひぜひ手にして欲しいCD-ROMです。
やはり買ってよかった、としみじみ思う。シェイクスピアの全作品が原文で収められているだけでなく、坪内逍遥、福田恆存、小田島雄志らの翻訳が180本を入っていると聞けば買うしかない。<P> 正直なところ、まだまだパソコンでは作品の通読はしにくい。しかし、このCD-ROMはパソコンに空き容量さえあれば、内容をすべてインストールできるようになっている。いちいちCDを取り出してドライブにセットしなくても、ちょっとした空き時間にいつでもシェイクスピアを楽しめるのだ。<P> 河合隼雄文化庁長官は完成記者会見で「ハムレットも迷わずに買う」というキャッチフレーズを提案したという。なんともうまい表現ではないか。