Ｍａｃ派でありながら職場は１００％ウィンドウズ。Ｍａｃ導入を嘆願したところで、「互換性がない」と一蹴。例えハードを購入してもらったとしても、ソフト代が高くつく。ウィンドウズで使っているアプリケーションのＭａｃ版を僕一人のために揃えてくれるはずもないし。<P>　今では会社でウィンドウズを触っている時間の方が、家でＭａｃに向かっている時間より長くなってしまった。仕事を持って帰るには、ノートパソコンごと抱えて帰る。ああ、データのやりとりができたら！　Ｍａｃでこのソフトが使えたら！　あの周辺機器が接続できたら！<P>　そんな悩みを解決するには、「Ｍａｃにパーテーション切って、ハードディスクの半分にＯＳウィンドウズをインストールする」しかない。それは不可能だと思っていた。このソフトを知るまでは。<BR>　Ｍａｃのスペックが十分なら、ウィンドウズ機を買う６分の１の予算で済む。念願の救済ソフトだと思う。

	&nbsp;&nbsp;&nbsp;Mac OS上で、WindowsをはじめとしたPC/AT互換機用OSを同時に複数実行できるクロスプラットフォームソフトウェア。本ソフトをMacintoshに導入し、PC/AT互換機用OSをインストールしておくことで、PC/AT互換機用ソフトを通常のMacintosh用ソフトと同じように起動できるようになる。インターフェイスにはMacintoshと同様のものが用意されており、操作もMacintoshのコマンドで行うことが可能。迷うことなく作業できるのがうれしい。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本タイトルでは前バージョンと比べてパフォーマンス向上が図られ、Mac OS X上での動作速度は最大で25％向上。さらにWindowsのスタートメニューをMac OS XのDockで表示し、そこからWindowsソフトを起動できるようになった。これ以外にも多数の新機能が搭載されており、フォルダ共有に255文字までのファイル名を付けられるようになったり、ドライブイメージのデスクトップへのマウント、パスワードによるセキュリティの設定、USBプリンタの自動検知も可能となっている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;なお、本タイトルにはWindows XP e editionのOSイメージが同梱されており、購入後すぐに同OS対応のソフトが利用できる。（秋月昭彦）