Delphiというツールそのものは、非常に便利だと思います。<BR>開発の基本はコンポーネントと呼ばれる既製のパーツを<BR>ウィンドウの雛形(フォーム)に貼り付けていき、<BR>簡単な処理をコードとして書き込むだけで済みます。<BR>個人レベルでアプリケーションを開発するならVC++よりも<BR>使えるといっても過言ではありません。<P>が、このpersonalの場合、致命的な弱点があります。<BR>それはよく言われることなのですが、ソースが少なすぎるのです。<BR>たとえば、既存のビジュアルコンポーネントクラスを扱っていて、<BR>あるメソッドでは対応できないけれどもそれに近い働きの処理を<BR>実装しなければならなくなったとき、クラスの中を覗けないのは痛いです。<P>VC++のMFCのソースが見れないようなものでが、<BR>コンポーネントの自作が稀でないDelphiでは、<BR>下手をすればVC++以上のハンデになります。<BR>このPersonalは練習台として割り切って、<BR>本格的にdelphiを使いこなしたくなったら迷わず<BR>profesionalに乗り換えるべきでしょう。
Delphi自体の知名度はCやC++にくらべて低いと思われます。<BR>このソフトの特徴はオブジェクト指向にあります。<BR>フォームと言われる部分にパーツを貼り付けていくだけでプログラムが完成します。<BR>ただ、細かい制御はソースを書かないとできませんけど。<BR>でも、初心者の方は取っつきやすいと思いますよ。<P>これだけいいソフトなのですが、初心者向けの解説書があまりないということで、星4つにさせて頂きました。
プログラミングソフトと言えばMicrosoftのVBやC++ですが、性能・使いやすさは私自身はDelphiが上だと思っています。そのプログラミングソフトが安価で利用できるのは魅力的だと思います。<BR>ただし、機能はある程度制限されています。特にデータベースのコンポーネントが無いのは痛いです。本格的にプログラムをしたい方は「Delphi7 Studio Professional」をおすすめします。PersonalはWindowsプログラミングの学習や趣味を目的とした開発に適しています。もちろんゲームも作成できます。<BR>私の考える大きな欠点は、参考書籍の少なさ、プログラム人口の少なさだと思います。ソフト自体は大変優れたものですのでNiftyのフォーラム(FDelphi)等を利用し勉強していけば特に問題ないと思います。