マウスジェスチャの類は操作が身体に馴染むまでに第一の関門がある。<BR>機能とジェスチャの割り当てはなかなか覚えられないものであり、<BR>自分の馴染めるジェスチャを見つけるまで割り当てを始終変えたく<BR>なるものだ。Symbol Commander V3J はその割り当て設定画面自体を<BR>マウスジェスチャで呼び出せる点に細やかな心配りがある。<P>第二に、進む・戻るなどの機能が、エクスプローラ画面でも有効だ<BR>と言う点が最大のウリだ。最近のタブブラウザではマウスジェスチャを<BR>サポートしたものが多いが、それに慣れるとエクスプローラ画面で<BR>ジェスチャが効かないのに苛立つことさえあるので、これだけでも<BR>乗り換える意味がある。<P>第三に、個人的な感触だが、設定中、例えばＧと６という様な<P>似たジェスチャがある場合と、Ｇのみの場合では、要求される<BR>ジェスチャの正確さが異なる様だ。<P>ただし最初から設定されて居るジェスチャが、数は多いが難しい<BR>ものも多いのが勿体無い。Ｎを斜体で描くと認識しない。しかし、<BR>やってみると判るが、!はとても斜体で描きたくなる描き順なのだ。<BR>そういう場合はＰｒｏを買え、ということなのだろうが。。。<P>しかし十分な満足度はあった。まずは試用してみるとよいだろう。<BR>好きなｅｘｅファイルの起動をジェスチャに割り当てられるので、<BR>メモ帳とメーラに割り当てると結構重宝すかもしれない。