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おしゃれキャット :

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おしゃれキャット&nbsp;&nbsp;&nbsp;雌猫ダッチェスと3匹の子猫たちは大切にかわいがってくれる貴婦人と優雅に暮らしているが、女主人の莫大な財産に目をつけたずる賢い執事のエドガーは、猫たちを眠らせて、お屋敷から追い出そうとする。かよわい4匹の猫は、慣れない田舎や薄汚いパリの街角でどうやって困難を乗り越えていくのか? 答えはただひとつ、ロマンチックな心を秘めた勇敢な野良猫オマリーに出会って助けられるのである。広い世間で危険な目にあった後、オマリーは貴婦人の家までダッチェスたちを送り届け、エドガーはお屋敷の馬にけられて、悪だくみをした当然の報いを受ける。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;ディズニー映画の魅力の本質はアニメそのものもさることながら、実のところ声の演技によって表現されているのが常だが、本作品でもオマリー役のフィル・ハリスがすばらしく、ダッチェス役のエヴァ・ゲイバーも実に見事で、彼女以外考えられない。だがおそらくもっとも記憶に残るのは、パット・バットラム(老犬ナポレオン役)とジョージ・リンゼイ(同じく老犬ラフィエット役)で、もそもそとしゃべるアメリカ南部の田舎者を思わせるコンビを演じている。エドガーと2匹の老犬が共演するシーン、ジャズ猫とクールなジャズバンドが歌うシーンは、いずれも名場面である。<br> &nbsp;『おしゃれキャット』をいま観ていて何よりも驚かされるのは、1970年代には最先端のアニメだったこの作品を境に、ディズニー・アニメの作風が大きく変わったという点である。ノスタルジックで時代遅れな感じがするのは、この作品がまさにベル・エポック時代のパリを舞台にしているからだろう。『アラジン』のような近年の作品と比べると、画面の背景のイラストは残念ながら凝り過ぎていて、アニメの動きや作品全体のトーンはかなり緩慢(時にはそれが救いでもあるのだが)である。(Richard Farr, Amazon.com)
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