プラネテス 2 プラネテス 2
 
 
  音楽・ステージ   外国映画   日本映画   アニメ   アイドル   ホビー・実用   スポーツ・フィットネス   キッズ・ファミリー   TV・ドキュメンタリー   BOXセット  
プラネテス 2 :

現代の宇宙技術では、プラネテスの舞台設定までにはまだまだ及ばないし、月で育ったシアという女の子が登場しても「遥か先の事なんだろうな、この時代は・・」と、どこか遠目で見るような感じだった。けれど、人間が宇宙へ出て行くたびに増えた「ゴミの山」というのを見るとこの作品が急に身近になった。<P>それは「世界一高い山への登頂に成功しました!」というニュースを数年前に見た時に疑問に思っ事。山に登った人たちは一つの目標を掲げ、それを達成した訳ですから賞賛されても間違いではないと思います。しかし、彼らが去った後に残された使用済みの酸素ボンベやテント、衣類に食料のパックと、けして自然へ帰ることの無いゴミが散乱している状況を目にして賞賛を送る事など出来なかったのです。<P>もちろんプラネテスに描かれる状況と数年前にあった出来事の全てが一緒だとは思いませんが、山の頂上を目指す人たちを宇宙開発を進める人類と例え、ゴミを置き去りにされた山を宇宙と考えると、両者はとても似たモノであり、この作品で描かれている部分は既に現実に存在する問題だといえます。

プラネテス 2 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
プラネテス 2&nbsp;&nbsp;&nbsp;2002年の星雲賞を受賞した幸村誠のコミックを原作にしたTVアニメシリーズ。時は2075年、宇宙旅行が一般的になった時代、宇宙に漂うゴミ“デブリ”が大きな問題となっていた。職業宇宙飛行士としてテクノーラ社に勤務し、デブリを回収する仕事をしている主人公、星野八郎太(通称ハチマキ)と、新人タナベをはじめとする同僚たちが、宇宙で活躍するSF作品だ。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;普遍性と独自性のバランスが絶妙な物語世界と、精密な考証によってもたらされるリアリティが、広大な宇宙へのロマンをかきたてる。同時に、大企業の日陰部署を舞台にした“職場モノ”でもあり、「会社員として、プロフェッショナルとして現実と折り合いをつけながら生きるということ」というテーマにも踏み込んだ点で、従来の“宇宙モノ”とは一線を画す、ユニークかつ志を感じる一作となっている。(安川正吾)
| 音楽・ステージ | 外国映画 | 日本映画 | アニメ | アイドル | ホビー・実用 | スポーツ・フィットネス | キッズ・ファミリー | TV・ドキュメンタリー | BOXセット

DVD