ダンサー・イン・ザ・ダーク ダンサー・イン・ザ・ダーク
 
 
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ダンサー・イン・ザ・ダーク :

ミュージカル映画ながら、物語がしっかりしているので、ミュージカル未経験者でも見れます!いつか訪れる不幸を母は解っていながら、一つの生を育んだ。せめてと思い、自分の全てをもって、いつか訪れる不幸を妨げる生活を送る。全ては息子のために。自分にはもう何もいらない。全てを息子の未来のために!ビョークの迫力のヴォーカル・ミュージックを随所に、不器用な切ない物語少し重たいですが、損はないでしょう。苦しいラストを各々で捉えてください。

そもそも私は「ミュージカル」というジャンルが苦手である。(あくまで私の意見だが、)ストーリーならストーリー、ミュージックならミュージックに「没入」していたい。<BR>この作品については、ミュージシャン、ビョークの音楽性に少なからず惹かれるところがあるという理由で手に取った。<P>ストーリーは、まさしく「これほどまでに救いようがないものがあるのか」というものだが、それ以上にミュージカル・ダンサーを夢見る移民の母親、セルマ(=ビョーク)の「心からの叫び」が音楽と共に圧倒的な存在感でもって観る者に迫ってくる。この作品は、そのようなミュージカル・シーンがなくては成り立たず、そして、それを演じ、歌い上げられるのはビョークをもってしか成り立たないと思った。監督の「セルマはビョーク、ビョークはセルマ」という言葉は、まさしく「言いえて妙」であった。

この映画のメッセージ性の強さを汲み取れるならば、良い作品と言えると思う。ミュージカル仕立てで、工場の機械音がだんだんとリズムを刻んで音楽になだれ込むところや、階段を一つ一つ上っていくシーンなど、各楽曲に関しては歌詞、音響構築、シーンに適した設定でどれをとっても、非の打ち所のない出来。サントラは本当にお勧めできるものなので、まだ聞いていない人やBjorkのファンなら見逃す手はない。素晴らしいエンターテイメントではあると思うが、少し悲しすぎる気もします。

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ダンサー・イン・ザ・ダーク&nbsp;&nbsp;&nbsp;ビョーク扮するセルマは、チェコからの移民。プレス工場で働き、唯一の楽しみはミュージカルという空想の世界を創りあげること。遺伝性疾患のため衰えていく視力と闘いながら、同じ病に侵された息子の手術費用を稼ぐため身を粉にして働く毎日。そのセルマにあまりに残酷な運命が待ち受けていた…。 <br>&nbsp;「非の打ちどころのないすばらしい音楽の美と、不完全で醜悪な現実が並列して描かれている。同時に演奏する2つのオーケストラのように」と同名の書で評されているように、これほど観る人のあらゆる感情を暴力的なまでに呼び覚ますミュージカルはほかにない。ラース・フォン・トリアー監督が「ビョークはセルマであり、セルマはビョークだった」と述べたように、ビョークはセルマを演じるというよりも、セルマに心を宿したビョーク自身がメッセージを投げかけているようにみえる。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;洗練されすぎたカメラワークを嫌う監督が、100台のカメラを駆使して撮りあげたトリアーワールドは絶対に見逃せない。本作は2000年カンヌ映画祭でパルムドールに輝いた。(野澤敦子)
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