死ぬまでにしたい10のこと 死ぬまでにしたい10のこと
 
 
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死ぬまでにしたい10のこと :

難しい問題を、みずみずしく綴っています。<BR>このような作品を、傑作というのでしょう。<P>夫と子供のある主人公が、なぜ不貞と思われることを望んでいたのか、<BR>それは、この映画の深さにつながっています。ありきたりの、ぱっと<BR>了解されるような陳腐なドラマにはなっていません。<P>とても見応えがあります。<BR>時をおいて、何度でも観られるでしょう。<P>自分の余生が残りわずかだと知った主人公が、夜のカフェで、注文が<BR>届くまでのわずかな間にさらさらと、あたかも普通のメモのように、<BR>「10のこと」を書き下すあたりなど、実に感動的なシーンが満載です。<BR>このような苦悩を知る者の、深い洞察があるように感じました。<P>映像も、キャストも、監督も、どれも素晴らしかったです。<P>エディターによると、不倫相手の魅力が足りないとのことですが、私は<P>そうは思いませんでした。優しく、どこまでも優しく、真摯でした。<P>愛に包まれて、彼女の願いは短かったものの、最高に燃えて昇華して<BR>いったと思います。

皆さんのレビューは概ね、良い評価ですが、・・?疑問です。夫も子供もいるのにまず別の男性か?!!というのが率直な感想です。はっきりいって期待はずれでした。

邦題はこのようになっていますが、私も原題の方がよいと思いました。宣伝などは「死ぬまでにしたいことのリストを作った」ということを強調していたように思いますが、はっきり言って、この邦題にはこだわらないで見た方がよいと思いました。残りの命を宣告されたとき、どうするでしょうか。自分がいなくなったあとでも、他の人たちは生きていく。では、その人たちのために、あと少ししか生きられない自分は何ができるのか、そして、自分が生きていた証拠をどうするのか、残りの自分の人生はどうするのか……。この主人公のとった方法に共感できるかどうかは人それぞれでしょうが、自分の人生についても思う映画です。

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死ぬまでにしたい10のこと&nbsp;&nbsp;&nbsp;23歳という若さで、がんで余命2か月と宣告されたアン。彼女はやり残したことをノートに10コ、書き留める。オシャレのこと、ふたりの娘のこと、そして夫以外の男と付き合ってみること…。リストを作ったときから、アンの平凡だった人生がイキイキと動きだした。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;死を目前にしながらも、その事実を誰にも明かさず、リストを作って実行していくことで、死の恐怖を回避し、幸せで甘い幕切れを求めるアン。自分の不運な運命を知っても、決して動揺せずに、残り少ない人生を最上のものにしようとするヒロインの強さが感動的。この役をほぼスッピンの自然体で演じたのはサラ・ポーリー。彼女が好演があったからこそ、アンという女性の短い人生は美しくスクリーンに息づいたといっても過言ではない。難を言えば、愛人になる男性(マーク・ラファロ)が魅力薄だったこと。夫役のスコット・スピードマンの方が華があり、逆のキャスティングだったら、感動も倍増したかも。とはいえ、死に向かっていく女性の人生を実に丁寧につづったイザベル・コヘット監督(&脚本)の手腕は見事。ペドロ・アルモドバルが彼女の才能に魅了され、製作を買って出たのも納得の映画である。(斎藤 香)
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