| バリスティック スタンダード・エディション
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バリスティックはとにかくルーシーのアクションに尽きます。セリフは少ない<BR>役ですが彼女の体を張ったさまざまなアクションを見ることができます。<BR>戦闘のシーンでふりむきざまに相手をにらみつける眼力にも迫力を感じます。<BR>途中でくりひろげられるオートバイによるチェイスもなかなか見ごたえがあります。<P>チャーリーズエンジェルのようなお笑い要素はありませんが、ルーシーの小柄な<BR>体から繰り出される小気味よいアクションを堪能することのできる映画だと思います。<P>また、映画の中で使われているサウンドトラックがクールな曲で激しい戦闘の<BR>中で流れるトランス系サウンドはストーリーを盛り上げます。<BR>マトリックスのサントラを担当したDon Davisの曲が主テーマになって<BR>いるので、曲数は少ないですが、聴き応えのあるサントラになっています。
バリスティック スタンダード・エディション
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| アントニオ・バンデラス、ルーシー・リューという、アクション映画としては魅力的なコンビが実現した1作。元FBIのエージェント、エクスが、国防情報局長の息子が誘拐された事件を任される。事件の鍵を握るのは、裏切り者の女エージェント・シーバー。誘拐の裏に隠された陰謀もからみ、ふたりの壮絶で果てしないバトルが展開していく。<br> タイ出身で、本作でハリウッド・デビューとなるカオス監督は、火薬の量で勝負に出る。そのおかげで大爆発、銃撃戦、カーチェイスなど全体にアクションシーンは見ごたえ充分だが、ストーリーには不可解な部分も多いので、あまり矛盾にこだわらず、お気楽に見るのがオススメ。幼い頃から殺人マシーンとして訓練されたシーバーを、ルーシー・リューが体当たりで挑む。とくに体中に仕込んだ武器で、大人数の男たちに応戦するシーンは迫力で、彼女を前にしてはバンデラスもかすみ気味だ。『スター・ウォーズ/エピソード1』でダース・モールを演じたレイ・パークが“素顔”で登場するなど、コアなファン向けの楽しみもある。(斉藤博昭) |
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