機動戦士ガンダムSEED Vol.13 機動戦士ガンダムSEED Vol.13
 
 
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機動戦士ガンダムSEED Vol.13 :

SEEDは確かに戦争物として見たら失敗作でしょう。でもSEEDは今までのガンダムファンとは違う人種をガンダムの世界に引き込めたし、アニメの他のサイドビジネスでも成功を収めた作品でした。ただのかっこいいアニメとして見れば誰でも楽しめるだろうから大衆アニメとしては良作では? 個人的な感想を言わせて貰うと確かに「ガンダム」としてはとても見れたもんじゃない、でも「アニメ」としては1年間大いに楽しませてもらいました。

富野作品はまだ、<BR>全話通してリアルタイムで見たのは∀ガンダムしかないのですが、<BR>富野作品とSEEDでは桁が違います。<BR>富野作品は、見てて、富野監督自身と会話をしているような気分になります。<BR>それも、強烈な、それでいて気持ちいい説教をされているような、です。<BR>しかし、SEEDは見ていると、商業的利益しか考えていないし、<P>キャラは生き人形で、生身の人間の言葉を喋らないし・・・<BR>作り手と「会話」しているというより、<BR>監督の福田につばを吐きかけられてるような気分になりました。<BR>言うなれば<BR>「てめぇら馬鹿なオタクにはこれで十分だろ?<BR> 萌え~とか言って銭ばらまけよ、ぺっ」<BR>とでも言われているような気分です。<P>特に、戦争に対する福田監督の考え方は、<P>同じ日本人として恥ずかしいとさえ感じます。<BR>戦争を体験してない世代だから戦争は描けません?<BR>じゃあ戦争を体験すれば描けるのか?<BR>戦争なんて体験しなくて済むように、<BR>そういう考え方、知恵を持った新人類になっていこう、っていうのが<BR>富野監督のニュータイプ論じゃないんですか?<BR>未発達でも未熟でも、完璧でもなくてもいい、<P>探さなきゃダメなんですよ、戦争からの、古い世界からの出口を。<P>まだSEEDの罪と過ちがわからない人、<BR>安彦良和氏のガンダムジオリジンを読むことをお勧めします。<BR>ファーストを見たことがない私でも、ハモンさんの死は突き刺さりました。<BR>人それぞれの戦争への向き合い方、考えさせられます。<BR>「萌え」しか観点にない人には馬の耳に念仏でしょうが。

この作品は、一通り見ましたが何か中途半端な印象を受けました。ファーストからZ、ZZのようにに複雑な人間思想がある訳でもなくかといってGとかXのように話が分かり易かったり、熱いものがあった訳でもない・・・。主人公キラを取り巻く人間関係はキラの被害妄想的とかそんな感じの性格が手伝ってやたらと陰湿で嫌な感じがするし。フレイとかラクスとか「何がしたいの?」と思うキャラが結構いて、見ていて楽しめなかったです。最近、流行のものをあれもこれもと欲張らずに「ヒューマンドラマとして描くのか」それとも「戦争ものとして描くのか」どちらか一方にでも徹底してくれていればもっと楽しく見れたかなあと思いました。訳の分からない自己満足的な「プラモの宣伝」や2回にも及ぶ「総集編」なるものがあったのも非常に不満です。あんなものをやっているぐらいなら物語としてしっかり完結させて欲しかったという感じです。

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機動戦士ガンダムSEED Vol.13&nbsp;&nbsp;&nbsp;1979年に放送開始され、そのハードなストーリーでロボットアニメの歴史を塗り替えた「機動戦士ガンダム」。以後断続的に製作されているシリーズの、2002年放送のTVアニメ。これまで「宇宙世紀」を舞台にしたものには「機動戦士」、異なる世界観のものには別の名称を用いていたが、本作は「宇宙世紀」以外を舞台としつつも「機動戦士」と名付けられた初めての作品。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;時代はコズミック・イラ70、コーディネイターと呼ばれる新人類の存在が社会的に認められて数十年後。宇宙空間を主な活動拠点とする彼らと、地球側の人々との間に戦争が勃発、その1年後から物語は始まる。コーディネイターでありながら彼らと親友を敵に回してしまった少年キラの葛藤を軸に物語は展開する。(田中 元)
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