半落ち 半落ち
 
 
  音楽・ステージ   外国映画   日本映画   アニメ   アイドル   ホビー・実用   スポーツ・フィットネス   キッズ・ファミリー   TV・ドキュメンタリー   BOXセット  
半落ち :

…この映画を「ツマラナイ」とか「お涙頂戴ネタばっかりで辟易した」とか言ってる人多いですが(特に若い世代)安易で単純な米画ばかりみている影響や身近で親しい誰かや恋人が悲惨な状況になったり突然死んだりした経験が無いので「哀しさ」という感情が分からなくなってしまって「本物映画」の「本物の感動」が識別出来ないようになってしまってる様に思えてなりません。もっと人間性を磨いて欲しいです。本当に。<P>役者陣、一部の隙無し。ほぼ完璧。非常に出来の良い原作小説を更に多くの人が観て感動できるよう磨きぬいて作ったので脚本も完璧。本当に観る価値のある大人のドラマ。…最後近くで吉岡氏演じる左陪席判事が自ら被告人に問い掛けるあの言葉群。…心に重く圧し掛かる。人の命を奪う犯罪が多発し世界中で戦争動乱内戦紛争が続いて限りなく命の価値が軽くなってるように思えてならない現在においてこの映画の語るメッセージは…重い映画です。<P>星五つ。

この二人の演技を観るだけでも価値があります。<BR>映画のテンポは意外と速く、共感しながらみれるかどうか?<BR>入り込めれば、号泣ものです。<BR>アルツハイマー病が社会に及ぼしている負の影響・・・その<BR>重さを実感(もしくは想像)できる方は、ぜひご覧になって<BR>下さい。<BR>社会的にもっと、議論されていい話題がたくさん詰まってい<BR>ます!!<P>私は原作を知りませんが、とても読みたくなりました。<P>☆四つなのは、映画としての出来が五つ☆でないことと、<BR>キャスティングに甘さがあったからです。

この作品の主人公は、言うまでもなく寺尾聡演じる梶聡一郎である。しかし、決して「主役と脇役」という短絡的な(?)ものではない。<P>よく「脇を固める」という言葉が使われるが、この作品に限って言えば、寺尾だけでなく、伊原剛、國村隼、樹木希林、田山涼成、奥貫薫、鶴田真由、奈良岡朋子、原田美枝子、そして柴田恭兵が演じる登場人物もそれぞれ己の人生を背負い、この「ひとつの事件」に関してもそれぞれ様々な感情と共に対峙し、それらが錯綜して「ひとつの人間社会」が成り立っているという(当たり前の)「リアル感」がひしひしと伝わってくる。 <BR>例えば、判決後、伊原と國村が「誰のために生きているのか?」という問いの結論を語るシーン。二人は、この「ひとつの事件」を通して新たな結論を得るのだが、その内容は見事に正反対である。まさに先の「リアル感」の真骨頂を成す場面である。 <P>この「錯綜というリアル感」を観る者に「ごった煮のような不快感」を全く感じさせずに、静かに、さりげなく、122分という短い時間にまとめ上げたこの作品に敬意を表したい。 <P>西田敏行(いつ見ても「釣りバカ」のハマちゃんのイメージが先行)、吉岡秀隆(いつ見ても「雨に濡れてしょぼくれた子犬」)という「ミスキャス」がなければ、当然「星5つ」だったのだが・・・。

半落ち ↑ご購入はこちらからどうぞ。
半落ち&nbsp;&nbsp;&nbsp;現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことをいっさい語ろうとしなかった…。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;横山秀夫の同名ベストセラー小説の映画化。主人公を演じた寺尾聡の寡黙の中に人柄をにじませる佇まいが素晴らしい。ミステリーの真相としてはいささか弱いが、空白の2日間の中に秘められた夫婦のきずなには涙する人も多いだろう。原作に忠実な作りなので、原作ファンも大いに楽しめるはず。吉岡秀隆、原田美枝子、樹木希林、柴田恭兵、伊原剛志、鶴田真由などスターたちが、このしっとりとしたミステリードラマをしっかり支える好演を見せている。ちなみに半落ちとは、完全な自供ではないことを言う。(斎藤 香)
| 音楽・ステージ | 外国映画 | 日本映画 | アニメ | アイドル | ホビー・実用 | スポーツ・フィットネス | キッズ・ファミリー | TV・ドキュメンタリー | BOXセット

DVD