ゼブラーマン ゼブラーマン
 
 
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ゼブラーマン :

劇場で初見のときは、中盤の退屈かげんもあって、「そこそこおもしろいかなあ・・・」くらいに思ってぼんやり見てたら、クライマックスの展開に唖然とし、あーそろそろおわりだと思ったらラストシーンで不意打ちをくらってしまいました。まさかあんなラストだなんて、かっこよすぎです。哀川翔のファンでもなく、特撮ファンでもないけど、一気にゼブラーマンのファンになってしまいました。2度3度見るたびに細かいギャグとか、話の筋とかよく見えてきて、クライマックスからラストの感動も色あせない。仮面ライダー1号2号V3までリアルタイムで見ていた世代ならより楽しめると思います。

クドカンの脚本ということでハチャメチャに笑えるかと思いきや、意外に考えさせられるお話でした。(地球外生命体がどうも、木更津キャッツアイの○ミンゴと重なってる気がするのは気のせい??)<P>ゼブラーマンは決して無敵のヒーローではないんだけど、苦労しながらも、痛い思いをしながらも、徐々に強いヒーローに変貌していく。それは、しがない小学校の先生の成長でもあります。<BR>ゼブラーマンが決して無敵ではないところにこの映画の良さがあると思います。<P>無敵のヒーローなんて存在しないけど、信念があれば必ず強くなれる、道が開ける、ということを教えて貰った気がします。<P>口先だけの日本のお偉方が為す術もないから、結局はゼブラーマンが地球外生命体を倒す。。。<BR>これ、あくまでもフィクションですが、今の政府の体質や政治の在り方を皮肉っているように思えるのですが。。。<P>防衛庁の役人役の渡部さんが抱く政府や上層部に対する不満もきちんと描かれているし。<BR>クドカンさんがそこまで考えて脚本書いてるとも思えませんが、笑いの中にシニカルな視点が入っている点には変わりなく、そのさりげなさは実に天才的!!

かなり笑えます。最初は何の力もない大人しい学校の先生が、涙ぐましい努力をしてぼろぼろになりながらヒーローの役目を果たそうとがんばってる姿に、熱いものを感じ…る前に、なんか冷ややかな視線もあったりして、爆笑に次ぐ爆笑、一般人がいきなりヒーローになるってほんとは大変なことなんだと実感しました。<P>攻撃方法がてんでめちゃくちゃで頭いいのか悪いのかわからない宇宙人など理屈がまるで通らないとこ多々ありだけど、そういうことは深く考えずにとにかく笑ってください!という映画です。(ただ、笑いの中心に防衛庁もいるのだけど、完全に遊ばれているのにはご時世がらちょっとヒンシュクのような気も…^^;)

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ゼブラーマン&nbsp;&nbsp;&nbsp;哀川翔の記念すべき100本目の主演作品として、監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎という充実の布陣で製作された異色の特撮ヒーロー映画。<br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;生徒からも家族からも疎んじられる小学校教師、市川は、34年前に放送打ち切りとなった特撮ヒーロー“ゼブラーマン”のコスプレという誰にも言えない趣味を持っている。その頃、市川の住む町で奇妙な事件が多発。それは地球征服をたくらむ宇宙人の仕業だった。市川扮するゼブラーマンは、ひょんなことからその宇宙人と戦うことになり…。<br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;確信犯的B級映画のように見せつつ、信じることの強さというストレートなメッセージを発しているあたり、ヒーローものとしてはかなり王道。何より、そのメッセージを体現する人間くさい主人公が魅力的だ。マスクをつけて熱演した哀川翔の、やたらマッチョなわけでも単にコワモテなわけでもないのにしっかり“男のカッコよさ”を感じさせる存在感はさすが。(安川正吾)
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