| オートバイ少女
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生き別れた父の描いた漫画を、古本屋で手にした主人公の少女。<BR>オートバイにまたがり、函館の町を、遠い記憶の父を探すたびに出た。。。<BR>ブルルルゥウウン。<P>鈴木翁二の、紙面に広がる夕暮れ風景が、<BR>見事な切なさで映像化されています。<P>永瀬正敏、鈴木慶一、様々な人々とすれ違いながら、<BR>強い目をした少女(石堂夏央)と父(あがた森魚)の、<P>再開は果たせるのか。。。 <P>ビデオ化の時の変なジャケットも、今回無事オリジナルになりました。<P>鈴木翁二の同名傑作漫画もあわせてどうぞ。
オートバイ少女
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| 17歳の少女みのる(石堂夏央)は、自分と母を捨てた父(あがた森魚)が描いた漫画本を古本屋で見つけたことをきっかけに、父の残したオートバイを駆って北海道・函館へと赴いた……。<br> 鈴木翁二が1973年に発表した同名コミックを原作に(脚色も本人が担当)、ミュージシャンとして知られるあがた森魚が74年の『僕は天使ぢゃないよ』以来久々に監督第2作として手掛けたロード・ムービー。作為らしき作為を排した70年代風テイスト濃厚の素朴な演出で、ビデオ撮影のキネコ画面のザラザラした映像もその空気感をよりいっそう際立たせる。その一方で、まさに90年代のテイストを持つ勝気少女を画面内に始終据えるという違和感が不思議な魅力を醸し出している。石堂夏央の初々しいデビュー作。(的田也寸志) |
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