この映画を一人で観てたら、正直鬱になりました(笑)<BR>頑張っても報われないんだなぁと思い。<BR>そして彼らは「犯罪者」という大きな問題があるのに、今自分はなんて小さいことに悩んでるんだろう。<BR>と、悪い意味で「何でもできる」気がしてしまったのです。<P>だけど2回目観た時、なんだか無償に「頑張ろう」という気持ちが沸いてきました。<P>それはやっぱり彼らの生き方とか、9人もいるのに一緒にいるところとか、そういう部分に触れたからだと思います。<BR>ストーリー的には明確にしすぎないところがまた良かったです。<BR>9人それぞれの道が単純に心に響きます。<P>これは本当に何回観ても飽きない映画。見るたびにいろんなことを発見できます。<BR>豊田監督の作品はいつも凄く考えさせられます。<P>こんなに人生に影響を与えらたものも初めてです。。<P>観るときには是非一人で観て下さい!!
カッコイイ。その一言です。ポルノスター、青い春、そしてこのナインソウルズ、正に初期の集大成です。文句なしに星5つ、です。
メッセージ性の高い作品のように思う。<BR>豊田監督の前作『青い春』の時のような、<BR>漠然とした苛立ちややり切れなさは減っている。<BR>しかし、強烈な社会に対するメッセージは感じ取れる。<BR>殺人者ばかりの9人が脱走する間に生まれる連帯感、<BR>虚しさ、全てが痛く突き刺さる。<BR>ただ未散と虎吉以外の行き着く先が……<BR>少々強引だと言う感じを受け取る。<P>そうする事が格好良いのだという、少々無理やりな解釈を<BR>うけてしまった。<BR>しかし、板尾さんの女装はいつかの『ごっつえぇ感じ』を<BR>思い出させて懐かしかった。