次々と建築物が生まれ、そして消えてゆく。実態の掴みにくいこの都市はまるで蜃気楼のようだ。だけどそこに生きるあなたとわたしは紛れも無い現実だ。
今回の「パトレイバー2」はサウンドリニューアル版を<BR>観るためにある!といってもいい。<BR>この映画、リアルタイムで映画館で観賞しました。<BR>そのあまりにも緻密で繊細な映像で右脳がぶっとんだのを<BR>思い出します。<BR>しかし!<BR>「竹中直人」「根津甚八」など超大物俳優を使う影で<BR>まわりのエキストラの声が下手すぎ!<P>ちゃんとした声優つかえばいいのに・・と思っていたので、<BR>この5.1CHサウンドリニューアル版は大成功だと思う。<P>アニメはいつも「絵」が真っ先に注目されるが「音」というのが<BR>映画にいかに重要か、よくわかりました。<BR>買って損ないよ!
劇場版1作目とは対極をなすような映画です。<BR>第2小隊もレイバーもWX3ほどではありませんが、活躍の場を失っております。<BR>話は後藤&南雲両隊長を軸に展開しており、非常に考えさせられる内容に作られております。<BR>では駄作なのかといえばそんな事は全然なく、押井守代表作の1本として十分見応えのある映画です。<P>第1作目と同じような面白さを求めた場合は肩透かしを食らうと思いますが、<BR>本作も非常に印象に残る作品であり全ての面において高いクオリティを感じる事が出来ます。<BR>パトレイバーはレイバーが活躍した背景がその世界観であり、それを土台に作られている本作も非常に魅力的な映画であると思います。