さとうきび畑の唄 完全版 さとうきび畑の唄 完全版
 
 
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さとうきび畑の唄 完全版 :

最近は滅多にドラマは見なくなって久しいが、このドラマは単発でありながら久々に見入るドラマでした。民放においてはこういうシリアスドラマを描かせるには流石TBSしかいないなと思います。沖縄戦の悲劇は、自分の中では長崎広島原爆投下・東京大空襲・ガダルカナル等での玉砕と並んで悲劇的な出来事として捉えてます。民間人も含めて沖縄県民の3分の1が犠牲になったとも聞いておりその現実は私のような若者には想像できないです。<P>しかし、そのような悲劇的なテーマをドラマの主題としていても、ドラマ全般に渡って温かさも感じられた印象があります。さんまの配役のせいなのでしょうか?彼が出ることで悲劇的なドラマに終わらず、和やかな気にもさせられました。また普段バラエティーで饒舌な姿しか見ない分このようなドラマのギャップに余計魅せられた部分もあると思います。和やかな気分といえば「さとうきび畑の唄」による所も大きいと思いました。あのしっとりとしたメロディーがドラマと上手くあっていた気がします。<P>薄っぺらいドラマが多い昨今で、久々に良いドラマだと思いました。

TVでの予告を見て、「泣け! 泣きやがれ!」って作りなんだろうな~と覚悟してましたが・・・。<BR>目が腫れるまで泣き通してしまった「思うつぼ」な私。(^^;<BR>激しい戦争の中でだんだん人間らしさをなくしていく人たち。<BR>そんな中でも最後まで人としての優しさや笑いを忘れなかった家族の物語です。<BR>ぜひ、家族でみてください。<P>役者のさんまさんってやっぱりイイ♪(役柄は関西人限定です・・)<BR>当然ですが主題歌もGoodです。

沖縄で写真館を開いている主人公とその幸せな家族が戦争を通して少しづつ壊れていく様子を描いた物語。戦争が始まった直後は「本当に戦争始まってるのかなぁ?」などと言っているのですが、徐々に食卓に並ぶ食事がさびしくなっていき、登場人物の着ているものが質素になっていき、さらに家族がひとり、またひとり欠けていきます。印象的なのは、派手派手しい残酷な戦闘シーンや、「視聴者の皆さん、ここで泣いて下さい」と言わんばかりのあからさまなシーンもないこと。しかしそれでも、幸せな家族が戦争によって淡々と(しかし着実に)壊されていく過程にはなんともいえない寂しさが滲んでいます。これだけ物語に起伏のない中で、家族の大切さや、笑いや希望を忘れない姿勢をしっとりと訴えてくれるのは、映画ならではの力でしょうか。主人公が最後のセリフで「私はこんなことするために生まれてきたんじゃないんですよ」と言っていますが、じゃあ何しに生まれてきたんだろう?そんなことも考えさせられました。主演の明石家さんまがいい味を出していて、森山良子の主題歌もいいですよ。

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