東京ゴッドファーザーズ 東京ゴッドファーザーズ
 
 
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東京ゴッドファーザーズ :

キャラが可愛くないとか声優がどうとか・・・と言われる方には作品自体の本質は解りません・・・永遠に。論外です。誤解されませぬ様。<P>今監督ファン及び映画ファンの皆様、御心配ありません!本作は完璧主義の今監督渾身の作品と言っても過言ではありません。事実、アニメのアカデミー賞と言われる、アニー賞に多部門でノミネートされる程、世界的に評価されました。<P>現在主流のCGアニメではなく、手書きにこだわり、作品が持つ表現力を大事に作られた事が、素人の私にも解りましたし、エンターテイメントの要素と、シリアスな社会問題を交差させる事で、新しいスタンスの問題定義に感じられます。<P>その意味でも、本作はアニメ映画と言うカテゴリーを超えたものと言えると思います。人情味溢れるストーリーと現代の闇の部分を軽快なスピード感で演出する本作は、決してマニアックではなく、子供から大人まで感銘の受ける作品と感じました。

「パーフェクトブルー」はイマイチだったし、「千年女優」はもうちょっとだったな~、と感じた方は是非観てください。映画としてまとまりもよく、何より観ていて楽しいです。大人が観れるおとぎ話といったところでしょうか?背景は、新宿に縁がある方はなお一層楽しめます。「新宿に雪が降ると確かにこんな感じだっけ。」といった共感も湧き上がると思います。私の観た中では、昨年一番の邦画でした。

初めは期待していなかったのですが、友人の薦めでみました。面白い作品です。絵も綺麗ですし、吹替えもバッチリあっています。また、物語の構成が非常によくできています。命の尊さや、希望や夢、というどこにでもあるようなテーマを完成度の高いアニメで表現しているのは今監督の手腕でしょうか。「ボロは着てても心は錦」の3人は愛すべきキャラクターです。今度はどんな作品を見せてくれるか、本当に期待します。

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東京ゴッドファーザーズ&nbsp;『PERFECT BLUE』『千年女優』の今敏監督による長編アニメーション第3作。クリスマスの夜、ゴミ捨て場で赤ん坊を見つけたのは、3人のホームレス―かつて競輪選手だったというギン、元ドラッグクイーンのハナ、そして家出少女のミユキ―だった。赤ん坊の母親探しをはじめた3人は、さまざまな事件に巻き込まれることに。やがて母親を見つけるのだが…。現代の東京を舞台に繰り広げられるドタバタ喜劇、いやむしろ“ドタバタ奇跡”と言うべき物語だ。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;東京の街をリアルに描き込みながらも、アニメらしい誇張表現を多用して、カジュアルな雰囲気の作品になった。めまぐるしく転がっていく状況の中に3人の過去への清算を巧みに織り込みながら進んでいく脚本(今敏と『カウボーイビバップ』の信本敬子の共作)が見事だ。音楽を担当するのが鈴木慶一とムーンライダーズの面々という人選はニヤリとさせられるところ。あたたかい余韻の残る佳作となっている。(安川正吾)
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