リラクゼーション・ミュージックを聞きながら、リクルートを観る。<BR>FBIの工作員がリクルートを観るのは、御法度。だといって、CIAの工作員がリクルートを観るのは許される行為である。<P>「罠をかけたヤツが悪い!!」と怒鳴っても、罠にかかってからじゃ遅い。CIAの入り口で、バナナの皮で滑って転んだからといって、それはテストでも罠でもない・・・単なるイタズラである。CIAのビルの中を急いでるからといって、走ってはいけない。何故なら、床が動いて前に進めないからである。だから、職員はローラーブレードで突っ走るのだ。CIAの職員はヒゲを剃らなければならない。何故なら、モジャモジャしてるとネズミ捕りにヒゲが張り付くからである。これは、罠ではなく子供のイタズラである・・・・。
飛ぶ鳥を落とす勢いのコリン・ファレルもさることながら、<BR>超ベテランのアル・パチーノにはやられました・・・<P>いったい、なにが本当なのか?最後まで目が離せない力作です。
コリン・ファレルのパンチのきいた迫力とアル・パチーノのにじみ出るうまさが光ってます。ストーリーも終始あきさせない展開で、見ていてぐいぐい引き込まれる映画だと思います。アクションでもあり、サスペンスでもあり、人間の情にも触れていて、衝撃的なラスト。終わったあとは爽快感だけでなく、意外すぎた結末にストーリーををプレイバックする楽しみもありました。私は海外旅行の際飛行機の中で見たのですが、初めて見たコリン・ファレルの魅力にとりつかれたのと、ストーリーがあまりにも面白くて、二度見ました。ぜひ見てみてください。