| 白百合クラブ 東京へ行く
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ホテル・ハイビスカスの撮影終了後に手がけた中江監督のドキュメンタリー作品。<BR>ウチナーと同じ目線で撮る中江監督の視点はこのドキュメンタリーでも健在。中江監督の沖縄に対する愛情の深さ、おじいやおばあたちへの尊敬の念が感じられます。<BR>それにしても、白百合クラブのおじいとおばあはホント、元気だ~<P>ただ、作品としてはどうか、となると、普段、エンタテイメントとしての映画に慣れているため、ドキュメンタリーということもあり、星三つが妥当。。。<BR>本編よりメイキング映像の方が面白かったりして。。。中江監督のナマのコメントが聞けたのは良かった~
白百合クラブ 東京へ行く
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| 終戦の翌年に沖縄・石垣島白保の若者たちが集まって結成された楽団「白百合クラブ」。そして時は経ち、当時の若者たちも今や平均年齢70歳の高齢。にもかかわらず、彼らは今日も手作りの楽器を手に、ハイカラでモダンな昭和歌謡を歌い踊り続けている。そんな面々に、THE BOOMの発案による東京でのライヴの話が持ち上がった!<br> 沖縄在住の中江裕司監督が、日本一の長寿バンドの足跡と現在の姿を追っていく、なんともおちゃめでポップな楽しいドキュメンタリー。いわば日本版『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』とでもいったテイストであり、日本の歌とはかくも素敵なものかと気づかされるが、その一方では替え歌、艶笑歌の数々から戦争と歴史の傷跡も痛感させられる。楽しさの中に、一瞬ぴりりと辛いものも巧みにしのばせつつ、老いることすなわち人生を重ねていくことの尊さまで知らしめてくれる秀作である。(的田也寸志) |
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