序盤だけで4勝を挙げたペタッキの名スプリンターぶり。アルプス・ステージでのマヨやビノクロフの健闘と、落車、骨折によるベロキの痛ましいリタイア劇。そして、ピレネーで底力を見せつけたアームストロングの雄姿。<P>100回目の記念大会を飾った数々のドラマが、永遠に?刻まれる2枚組。平坦なコースではゴール直前のスプリント勝負、山岳ステージでは勝負のカギとなったアタックのシーンを中心に盛り込むなど、全ステージで観る者を飽きさせない編集となっている。<P>ただ、第15ステージでカテゴリー超級ツール・マレを制したシャヴァネルが、ほとんど紹介されていないのは残念。アームストロングのステージ優勝と重なっただけに仕方ないのかもしれないが、クライマーとしてフランスの明日を担うシャヴァネルの活躍をもう少し取り上げてほしかった。
届いた日に一気に全部見てしまいました。それくらい楽しめる内容でした。<P>編集は、メリハリがきいていて良かったです(見応えあるステージは20分くらい、そうでないステージは5分くらい)。<BR>ランスやウルリッヒのステージ後インタビューも興味深かったです。<P>全ステージをテレビ観戦した方でも、このボックスセットが今年のツールの興奮を思い出させてくれると思います。<BR>おすすめの品です!!
やつらの肉体は人間離れしている、これが見終わった感想です。ダイジェストとはいえおおよそ4時間、見ごたえがありました。山岳ステージをメインに編集されていますが、レースの過程、ゴール前の攻防、選手へのインタビューなどをすべてのステージを満遍なく網羅しています。苦戦しつつも5連覇を達成したランスアームストロングさんが話の中心となっていますので、アンチTREKやアンチランスアームストロングの方にはお勧めできません。一部のステージがダイジェストすぎて物足りないところや、日本語の解説と映像がリンクしていないところに若干の不満が残りますが、自転車好きならきっと満足すると思います。