二百三高地 二百三高地
 
 
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二百三高地 :

題材は100年前の日露戦争での旅順要塞攻略戦です。<BR>当時から日本では乃木の作戦指導が批判の的になっていましたが、機関銃と<BR>コンクリートで固めた要塞を半年足らずで攻略したのは列強には驚異的なこ<BR>とだったようです。 この戦いは特段装備が優れているわけでもない日本軍の<BR>神秘的な強さを世界に印象付けることになりました。<P>それはクリミア戦争で機関銃の無いロシアの要塞攻略に当時最強の陸軍国<BR>だった仏英軍が甚大な被害を出して1年近くかかったことからも判ります。<BR>また日露戦争で日本が勝利国となったことは当時、アフリカやアヂア、アメ<BR>リカの黒人等々世界で列強に虐げられていた多くの人に感動をあたえ、それ<P>らの国では子供や商品に日本の将軍の名前をつけることが流行ったとか。<BR>こういった時代背景は今の日本人からすると完全に時代劇的な遠い昔の話に<BR>感じると思われますが、他の古典作品と同様、人の営みに変わりはないし、<BR>現代も国際関係が厳しいのも同様です。<BR>この作品の特撮は甘いのですが、感動に何も支障になりませんし、俳優陣は<P>特撮を補って余りある素晴らしさだと思います。<BR>こういった作品は反戦や戦争賛美といったイデオロギ的な問題がつきもので<BR>すが、この作品は偏りを感じませんし、日本の指導層、攻略軍司令部、前線<BR>兵士と市井の人々まで当時の日本を情感をこめて描いており、厳しい時代を<BR>生きた当時の日本人の姿には多くの感動と示唆を与えられます。<P>まさに心に残る傑作です。

歴史に興味があり日露戦争を題材にした、この映画を初めて見たの公開当時。<BR>その後、色々戦史本を読んで児玉 源太郎こそが主役だろうと思ってしまいました。  日本戦争映画につきもののチャチイ武器の演出にはガッカリですが<P>、俳優陣の仕事は最高です!  重厚な俳優陣と配役もピッタリです。近代日本の運命の国家戦略だった日露戦争を的確に描いてる映画です。

1904年、帝国主義全盛の時代に起こった日露戦争。<BR>その戦役の中でも象徴的となった乃木大将の第三軍による旅順要塞攻撃を描いた本作。<BR>無能な参謀による無謀な作戦。<BR>それに従わざるをえない前線の将兵達。<BR>そして、あおい輝彦の演じる、応集の下級将校にして、今で言う小学校の先生。<BR>ロシア文学とロシアを愛し、出征前に「美しい國日本 美しい國ロシア」と生徒たちの前で黒板に書く。<BR>彼の戦場での惨烈な戦いにより変わっていく様が、痛々しい。<BR>戦争には勝っても残るのは栄光ではなく、深い悲しみとはかなさ。<BR>さだまさしの「防人の詩」が、更に情感を盛り立ててくれる。

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二百三高地&nbsp;&nbsp;&nbsp;日露戦争最大の激戦となった二〇三高地の戦いをモチーフに、そこに関わった軍人や兵士、そして民間人とあらゆる階層の激しくも苛酷な人間模様を、舛田利雄監督が堂々3時間の流れの中で一気に描ききっていく戦争映画超大作。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;高地の突撃を繰り返しながらも戦死者が続出するだけでまったく成果を上げられず、非難を浴びる乃木希典大将(仲代達矢)と、なぜか彼を交替させようとしない明治天皇(三船敏郎)。そして親友の乃木を見かねて現れた児玉源太郎大将は「味方の弾が味方に当たっても構わない」と豪語する。そんな中、兵士たちは疲弊し、次々と斃れてゆき、かつてロシアとその国の文学を愛していた教師(あおい輝彦)の心には、ただ敵に対する憎しみだけが募っていき、ついにその想いは乃木に対してぶつけられていく。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;勝とうが負けようが、残されるものはただ兵士たちの無為の死のみという戦場の現実を露にした傑作。さだまさしの歌う主題歌『防人の詩』も大ヒットした。(的田也寸志)
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