私が初めて見たガンダムアニメがこの『機動戦士ガンダムＳＥＥＤ』で、それまでは「ガンダム」に関する知識はゼロでした。<BR>なので、この作品に限っての率直な感想を述べさせてもらいます。<P>結論から言うとつまらないです。<BR>「砂漠編」あたりは戦闘もそこそこ楽しかったし、その後の展開にも期待が持てたのですが、フリーダムガンダムが登場して以降は何の面白みも感じなくなりました。<BR>はっきり言って「メカオタクだけが見ればいい」というような内容です。<P>他の方も書いていることですが、戦闘シーンの使い回しが多いです。<BR>おまけに主人公のキラは、それ以降コックピットを避けて攻撃していますが、あれは強大な力(フリーダム)を手に入れて生じた「余裕」によるただの偽善です。<BR>実際、余裕の無い仲間は普通に敵を殺しているし、完全破壊をしないで戦闘力を奪うのが困難な戦艦などは、面倒なのでひとおもいにズバーっと一刀両断にしています。<BR>無論、退艦する余裕など与えていません。<BR>そんなのは余裕のある時、つまりキラ君の都合がいいときだけ敵を生かしてあげます。<BR>クルーゼでなくとも怒るぞ．．．この偽善振りは。<P>そして最悪だったのが敵ガンダムの三人組と、アストレイに乗った三人娘。<BR>彼らは戦闘にはちょくちょく出てきましたが、彼ら自身のことについてはほとんど語られていません。<BR>その上物語の最後にあっさり殺されるというあまりにも酷い扱い。<BR>キミたち．．．悪いんだけど名前すら覚えてないよ。<P>そんなわけでこの作品にこんな大金をつぎ込む必要は無いです。<BR>｢どうしても見たい！｣という方は、深夜にやっている再放送を見ましょう。
中盤のテンションの低さから、二コル死亡以降、これでもかと<BR>盛り上げ、フリーダムとジャスティスが手を取り合って宇宙へ<BR>なんて、ちょっとGガンダムの某回を思い出してしまったほど<BR>心憎い演出で、期待も高まっていたのに・・・・。<P>虐殺シーンもむごさは賛否両論なのであえて語りませんが、<BR>最終回１話前がとても上手く盛り上がったのに対し、<P>最終回が詰め込みすぎで、なにがなんだか判らないうちに<BR>終焉で、結局キラは「守る」「殺さず」の誓いも叶わず<BR>ラスト数秒で涙流されても、なんじゃらほいって落胆。<P>なにより1番言いたいのは「そんなに続編を作りたいのか！<BR>ファン心理を利用するだけ利用して！」
批判的な意見が多いですが結構面白かったです。しかし最後の最後でやってしまいました。連合にもザフトにも属さず戦ってきた彼らですが、結局は何がいいたかったのでしょう？第三勢力として現れたのはいいですが戦場に残していったのは混乱だけです。そもそもこの作品には無理があったんです、宗教戦争、民族戦争なんてのは簡単に解決できる問題じゃないんです。それを無理に解決しようとするからあんな意味不明な最後になるんですよ。まあ最後以外はそれなりに納得できたし（疑問点は残りますが）戦闘シーンもかっこいいのでこの評価です。しかしこの内容で全巻そろえるのは価格に見合ってるとはいえないのでおすすめできません。
