あるテレビ番組でこの映画のラストシーンを観、興味を抱いた私ですが、笑い、感動し、号泣しながらラストシーンを観ました。キチンと整えられた伏線と、人々の感情の描写が、胸を打ちます。勿論、笑うシーンもあります。しかしそれ以上に、感動できるシーンも多いはずです。結末を知っている方は、途中の又兵衛の台詞等々に、自然と涙が出たりしないでしょうか。好きな人や家族と、ぜひ一緒に見てください。おすすめですよ。
前作「オトナ帝国」と対になる作品だといえるでしょう。<BR>前作があまりにすざまじい傑作であったため。<BR>どうしても本作がかすみがちになるのだが。<BR>良作であることは間違いない。<BR>厳密な意味で全く史実に忠実な時代劇は存在できない。<BR>(それをやると武家や公家の女性はお歯黒を塗ってる事になる)<P>子供向け作品としてはとてつもなく当時の世界観を忠実に再現している。<BR>それが欠点にもなっているのは<BR>この作品の最大の論点になってるラストシーンであり<BR>私はあれは決してバッドエンドではないと思う。<BR>なぜなら国を守り民を守るそして．．．．．．．．。<BR>あれは当時の武士の本懐の一つの形だからだ。<BR>たとえ現代人からみて悲しい出来事でも<P>現代人の感覚でどうこう言えたものではないだろう。<BR>なぜなら彼らは戦国時代に生きてるんだから。<BR>悲壮といえるまでの使命感<BR>自分の信じるものを守る為への自己犠牲。<BR>それを前提にしたコミュニティー。<BR>儚くも美しいかつての日本がそこにあります。<BR>この全ては現代人には到底、理解しがたいものです。<P><BR>お子さんとご覧になる方も多い作品であろうが。<BR>単純なヒューマニズムや現代的な感覚で<BR>感じることなく。<BR>その辺をよく考えて説明されてご覧になるのがいいと私は思います。<BR>かつてのこの国の形というものがどういうものかを知ることは<BR>考えると言うことは今を知ることにもつながるでしょう。
はっきり言って「凄すぎる」の一言に尽きる。<BR>ＴＶ放映された時、とある時代劇好きが集まるサイトで<BR>「おお！今○○って言ったぞ、スタッフにマニアが居るのか？」<BR>「すげぇな、これ。子供向け？」と絶賛を浴びた時代考証に加え<BR>クレしんならではのギャグがところどころに散りばめられ、勿論<BR>子供にもオオウケ。<P>序盤キンキン怒鳴ってばかりのみさえも最後「ちょーオイシイ～」活躍が<BR>あるので、お母さんも乞うご期待！<BR>物語の結末の悲惨さを引きずらない清々しいラストも必見。<BR>ＤＶＤに同封されている冊子に「豆知識」が掲載されているので、<BR>出来ればレンタルではなく、購入して見て欲しい。<BR>とにかく、鳥肌が立った作品でした。<BR>文句なく★５つ！
