長年のジョンのファンの方なら既に殆んどのクリップをご覧になっていると思います。このDVDでは、ジョンが唱えつづけた「「愛」「平和」を改めて映像で綴っている点が作品としての個性だと思います。「ハッピー・クリスマス」では、曲にあわせて、世界中で起きていて未だに終わる事のない戦争の悲劇が映し出されてゆきます。「War Is Over」という合唱に我々も加わっていかなければ、本当に、この世から戦争は終わらせられないだろうと思います。ジョンの「イマジン」「ギヴ・ピース・ア・チャンス」「ラヴ」など21世紀の今、新たな意味が加えられていると思います。ジョンの音楽を愛し、ジョンの意志を引き継いでゆこうという印象でした。
もうあきらめたけど、Stand By Me が John&Yoko のラヴ・ソングになっているのには苦笑いしてしまいました。Video Collectionの時も思ったけどヨーコ出過ぎ<P>音的にはVideo Collection に収録してある曲でも何曲かの映像や音源はロングヴァージョンになっていたりして(ライヴプロモのStand By Meはフェイドアウトしないスタジオテイクになっていたり、ミックスが変わっていたりします)構成が変わっていて、同ビデオを持っていても重複しないようになっています。5.1chの音が面白いし、このDVDはVideo Collectionを持っていても買いです。(あくまでも新しいクリップ集としてですが)<P>個人的にはオリジナルプロモのMind Games(懐かしい!!)でおどけるジョンとVideo Collectionにも収録されていたテイクと別テイクのトップ・オブ・ザ・トップスの Instant Karma がお気に入りです<P>しかし下らない解説と歌詞や対訳(CDについているでしょ)が載っているだけのライナーが付いているだけで日本盤が高いのは解せない。日本盤のDVD自体は字幕も出ない海外盤と同一のものですので安い輸入盤の方がオススメです。
~何年生きていても、ジョンレノンは、ブームの波に乗って人生の節目節目に現れます。多感な年頃に影響を受けた人物には格別の思い入れがあります。DVDの映像は一度は観たことのあるものばかり。でも、会いたい時に会えるというのがお勧め理由。Mind Games~~ のジョンが一番自然で生き生きしていて好き。コミカルで不思議な動作とか表情が自然でいい。会ったことのないビッグスターだけど、同じ時間を生きていた10代のころがなつかしい。ジョンレノン・ミュージアムにまだ行く勇気が湧かないのは、Starting Overの映像と重なるからかもしれません。~