個人的にはブルース・ブラザースやターキーのポール･サイモン、パティ・スミス、など70年代のVol.1がお気に入り。パイソンズの流れを微妙に汲んだコミックスケッチも最高だけど、憮然としてフレームから去るエルビス・コステロと、ジョンとポールもダコタハウスで観ていた（そして出演しようとした）という伝説の“ビートルズオファー”を初めて観られて嬉しかった（フォローにその事に触れたジョージ・ハリスン出演時の冒頭のコントもチラッと観る事が出来ます）値段以上の内容で満足しました。
放送開始から２５年の歴史を迎えたアメリカの人気番組『Saturday NIght Live』の代表的なコントと番組に参加したミュージシャン達の映像を収録した５枚組のCD Boxです。<P> 参加ミュージシャン達は豪華だし演奏も素晴らしいし，音も良いし，それだけでも十分に楽しめますが，コントの方も音楽と同様に楽しむことができます。<BR>コントには音楽ネタが多いのもまた『SNL』らしくて良いですよね。大物ミュージシャン自ら出演しているものもあるし....(^^;)<P> とまぁ中身の方は大いに楽しめる物となっているのですが，不満もいくつかあります。<BR> その中でも一番大きいのが，せっかくのBox Setだというのに大した解説書がついていないってことです。<BR> 確かにこのDVDは音楽に重点をおいているのかもしれないけれど，参加しているコメディアン達の紹介とコントの説明（時代的なものや国や文化の違いによって説明がなければわかりにくいネタも多い）くらいはきちんとやっていただきたいものです。<BR> 昔『SNL』のコメディーだけを収録したLDの箱物がありましたが，それに付いていた解説書と比べても，今回のCD 箱の解説書はあまりにも簡単すぎます。せっかく箱で出しているのだから，コメディーというアメリカの文化を象徴するものを理解するためにも，しっかりと本の体裁をとった解説書を付けて欲しかったものだと思います。<P> あともう一つの不満は収録時間です。せっかくDVDという大容量の媒体を仕様しているのだから，１枚当たり２時間は収録していただきたかったですね。１枚あたり７０分～８０分ってのはちょっと少なすぎませんか？
いやぁ、このＤＶＤ化はすごいです！！<BR>よくぞ、権利関係をクリアしてくれましたね。アーティストの熱演もさることながら、ブルース・ブラザーズをはじめとするコントも最高です。家宝ですね。
