WATARIDORI コレクターズ・エディション WATARIDORI コレクターズ・エディション
 
 
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WATARIDORI コレクターズ・エディション :

動物番組のように、1種類の渡り鳥について密着しているわけではなく、さまざまな鳥の渡りの部分(飛んでいる部分)だけを映像化しているので、ちょっと散漫な感じ。「渡り鳥の1年」のようなドキュメンタリーを期待していると面白くないでしょう。監督の言うように、ドキュメントでも、フィクションでもなく、「自然の物語」と思って観るといいかも。

この映画は100分近くただ鳥が飛んでいるだけの映画なんですけど、<BR>本当にどうやって撮ったの?っていうような映像が次々出てきます。<BR>近距離を鳥と一緒に飛びながら撮った映像、パリやニューヨーク(テロ前)を飛ぶ映像、猛吹雪が過ぎるのを待つ鳥の姿、あるいは打たれて落下する映像、<BR>もう全てが圧巻です。<P>こんな映画をどういう風に撮ったのか、特典映像を是非みたいです。

世界中を股にかけて旅をする様々な渡り鳥の生態にスポットを当てた映画である。映像の大半を占めるのは鳥たちの飛行場面なのだが、これがすごい。どのように撮影したのかわからないのだけれど、鳥たちの群れの真横からのアングルはとても印象的だ。またあらゆる角度から鳥の飛翔をカメラが追いかけるのだけれど、「大空を飛ぶ」という行為への憧れを禁じえなかった。なぜ彼らは何千キロもの大いなる旅を続けるのだろうか? 息をのむような圧倒的な大自然を背景に渡り鳥は今日もどこかの空を飛んでいるのかも知れない。

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WATARIDORI コレクターズ・エディション&nbsp;&nbsp;&nbsp;種々の鳥たちが繁殖のために北を目指し、そして帰ってくる。そんな、100種類以上の渡り鳥の生態を、制作費20億円、撮影期間3年をかけ、世界40か国以上をめぐってつぶさに記録したのがこの『WATARIDORI』だ。監督はジャック・ペラン。『ニュー・シネマ・パラダイス』の成長した主人公役でおなじみのフランス人俳優だが、『ミクロコスモス』『キャラバン』といった、派手さはないが味わい深い作品をものしてきた映像作家でもある。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;人間や撮影に使う機材に鳥たちを慣れさせるために、卵の段階からさまざまな工夫(調教、ではない)をしたというだけあって、流麗に飛行する鳥たちの姿を、度肝を抜かれるアングルでカメラは捉えていく。それ以外にも、「エーッ、どうやって撮ったのコレ?」という映像が次々に登場する(この作品をDVDで観る楽しみの1つは、間違いなく、撮影現場の裏側を観られることだろう)。一朝一夕では決して撮れなかったであろう、鳥たちの豊かな表情、意外な行動。それは時として美しく、時として滑稽で、時として残酷なものだ。その一つ一つに、心を奪われずにはおれない。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;本作は2003年アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたが、監督自身はドキュメンタリーとは言えないとコメントしている。なるほど、確かに随所に「演出」が施されている部分があり、その点が気になる人もいるかもしれない。しかしこの壮大なスケール感、圧倒的な映像美、そして画面からにじみ出る、作り手から被写体への愛情を感じられれば、そんなことは些細な問題だと思えるだろう。(安川正吾)
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