お風呂屋での様子は20年ほど前は、関西はあんな感じの所がたくさんあったよ。ファミレスのシーンなんかは、大阪そのものでしたよ。あんな感じの光景が大阪には実際にたくさん観れますよ。そんな光景を見事に再現した井筒監督は素晴らしい方です。
この映画はほんっとーにスバラシイ!<BR> 近年ここまで笑えてここまで泣ける映画があっただろうか!<BR> 役者は脇役も含めて皆芸達者だし、なんと言っても全編通じて「間」が素晴らしい。ひょっとしたらこの「間」は関西人にしか作れないものなのかも知れない。だから関西以外の人にはあまり理解されず、賛否真っ二つに分かれてしまったのかも.....<P> 「センスが古い」「中高年向け」.....うーん、確かにそう思う人がいても不思議ではないかも知れない。<BR> でも、僕に言わせれば、これは吉本新喜劇や古典落語のような「お約束」であり、しかももちろんそれが全てではない。あくまでキモは「間」である。 <P> さらに、僕に言わせれば、この映画の良さがわからない人の「笑い」に関するセンスなんて到底信用できない。それくらい圧倒的な面白さである。<P> 星5つでは足りない。10個くらいつけたい気分だ。<BR> 最後に、テリー伊藤の言葉で締めよう。<BR> 「井筒監督は今後10年間は映画界で大きな顔をしていて良い」
予告編がメチャメチャ面白かったのですごく期待してました。<BR>西田敏行がヤクザの組長でギャグを連発しまくり、ゲロッパを歌い踊る。岸辺一徳が嬉々として踊る、そして、子分達に「今すぐジェームズ・ブラウンをさらってこい!」と不可解な命令をする。。<BR>ところが、実際見てみたら、期待しすぎたのが災いしたのか、思ったほど笑えなかった。<P>個々の場面では笑えるんだけど、全体的にどこか物悲しさがありました。<BR>でも、西田敏行のコメディアンぶりは絶品。<BR>二度と西田版「屋根の上のヴァイオリン弾き」が見られないのだと思うと寂しいです。<P>個人的に面白かったのは、生き別れの娘・かおりに会いに行くために乗ったタクシーでの組長と女運転手との会話。この時、女運転手の役を寺島しのぶが演じていたのですが、ここでの彼女のハッチャけ振りが笑えます。<P>今までしっとり系の女性を演じることが多かったのですが、この演技で「ヴァイブレーター」の公開に先駆けて彼女の印象が変わりました、実は。。。