長い夢から覚めると実は自分は一国の王子だった、とはかの有名なRPGのストーリーですが、「夢」と「現実」を行き来する物語は古今東西で使い古されてしまっているものです。が、そこはさすがにウォシャウスキー監督。はなからストーリーで勝負しようとは思っていません。あくまで核はアクション。あの法外なまでに劇画的な(というよりマンガ的な)アクションこそがまず初めにありきで、ストーリーはこのアクションを実現するための「辻褄合わせ」程度の位置付けです。逆にここまで割り切って、見せ場をはっきりさせているからこそ、観る側も余計な思考を巡らす必要なく、映画の中に陶酔していけるのでしょう。あまり肩肘張るでなく、部屋に帰ったときに好きな音楽をかける、その程度の軽い感覚で楽しむのに適している作品です。
<BR>「リローデッド」、「レボリューションズ」と続編がありますが<BR>3部作の中でこの1作目が1番おもしろいと思います。<BR>始めてみた時はスタイリッシュな映像、ストーリーに圧倒されました。<BR>この「マトリックス」は何度見ても飽きない魅力があると思います。
アクションが単純に面白いと思う。<BR>シナリオとかの良し悪しは人によるけど<BR>アクションの部分は深く考えないで見たほうが面白い。<BR>この値段は安いと思うので見てない人は次回作と合わせて見るといいんじゃないかと。