カッツィDVD スペシャルBOX カッツィDVD スペシャルBOX
 
 
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カッツィDVD スペシャルBOX :

約20年前にCBSソニーから出されたLP「グラスワークス」によって国内でのミニマル・ミュージック・ブームに火を付け、自らアンサンブルを率いて初来日公演(東京・郵便貯金ホール)を行った際に衝撃的なグラス体験をしている少子にとっては、感慨深い2003年暮れの「ポワカッツィ」初公演とDVDセット発売だったが、正直いってこの公演は興ざめだった。「グラスも歳をとった」という感想以上に、やはり映画館ではない所でのフィルム上映は画面が見づらく、フィルムの素材もあまりいい状態でなかったことが大きい。それに比べれば、このDVDは発色がいい。何よりこのオリジナル音楽はグラスには珍しいかなり大型のオーケストレーションを使用しているので、公演のようなアンサンブル演奏ではオリジナルの神髄は10分の1も表現されていなかったことがわかる。やはりオリジナル勝るものはなく、それが追体験できるDVDは貴重だ。「コヤニスカッティ」の方も昔、東京・六本木にあったアート系の単館小劇場でモノラル音声という呆れるほどのプアーな状態で見せられていたものにしてみれば、自宅に居ながらにしてこのドルビーデジタルの素晴しい音声で体験できるのだから、細かいところに文句を付ける気は全く起こらない。なお個人的にグラスの映画音楽のベストを挙げるとなると、少子はためらいなく「キャンディマン」を挙げる。(このレビューは米国版DVDに依るが、国内版の仕様も見たところ全く同じもののようだ)

思いかえせば、初めて買ったLDソフトがコヤニスカッツィ。P社初のコンパチプレーヤーCLD-1と一緒に購入。毎日のようにその世界に浸りました。もう20年近く前。DVD時代になってなかなか再発されないので待ちこがれていました。ようやく出た。期待通りにDVDらしい滑らかな映像が映し出されました。しかし……仕様がおかしい。まず、LDは4:3だった画面が16:9に。ご存じない方は原版のサイズであろうと思われるでしょうが、4:3画面の上下をカットした映像。初見で何か窮屈な感じを受けて、LDと見比べてみたのです。これは監督の意向なのか。すくなくとも撮影監督の方針ではないのでは?次に音声。ドルビーデジタル5.1の音声が痩せていて全く迫力に欠ける。LDの非圧縮ドルビープロロジック㡊ステレオの方が豊かで朗々と響き、完全に勝っている。わたくし思うに、音声は許します。しかし上下ブッタギリはファンとしては許せない。昔「アビス」で4:3と16:9の2バージョンLDを監督の意向で発売したことがありますが、そういう配慮で2バージョン作れば良かったのに。音声もDTSをつけて欲しい。できればDTS96・24(欲張りすぎ?)。このソフトの変則的楽しみ方をひとつ。映像はこのソフトで、音声はDVD-Aの「コヤニスカッツィ」(PCM96khzマルチチャンネル)を同時にかける。先日のフィリップ・グラスライブ演奏上映会を彷彿とさせてくれますし、フィリップ・グラスの5.1ch音像設計がまた美しい。<P>最後に----以前単館上映したときのパンフに故・武満徹氏が「この映画は大きな会場で、大画面で、大勢で観るべきだ」と書いていましたがその通りですね。観るときは一人でなく、できるだけ大勢でどうぞ。

待ちに待った「コヤニスカッティ」日本盤DVD!<BR>すでに米国盤が出ているのは知っていましたが、リージョンコードに不安があって日本盤商品化をずっと待望していました。<P>やはりBGM・DVDでは全然満足できず、ずいぶん辛抱しました!日本の熱心なファンは大体そうだったと思います。購入した方もいましたが、私はどうも躊躇しました。映画としては結局マイナーでしたが、今では完璧なカルト作品です。嬉しいことです!<P>かなり前に真夜中にTVでこの映画を最初に見た時の衝撃と感動の記憶は今も強烈鮮明で、まさにカルチャーショックと呼ぶに相応しいものでした。<BR>入手したチラシから引用しますと<P>「ドキュメンタリーにありがちな、押し付けがましいナレーション=言葉いうものを一切排除してひたすら映像だけを見せる。人間の言葉が完全に消えたスクリーン全篇に、フィリップ・グラスの音楽がゆきわたる」<BR>ある日本人の批評(絶賛の声)からの引用<P>「・・・13年が費やされた編集のリズムは見事という他なく、高速度・微速度撮影の自在な使用は観客をこの”世紀末大パノラマ”にクギづけにする。容赦なきカタストロフィー予感映画であるにもかかわらず感じるのは奇妙なカタルシス、ほとんどエクスタシー!である(滝本 誠)」<BR>製作兼監督のゴッドフリー・レジオの言葉では<P>「北米大陸をジェットコースターで駆け巡った」などなど<BR>この素晴らしい大傑作がようやくDVDで鑑賞できるようになったのはものすごくうれしいです!これを機に、このDVDが日本でもファン拡大に貢献してくれることを切望してやみません!!

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