銀河英雄伝説 DVD-BOX SET 4 銀河英雄伝説 DVD-BOX SET 4
 
 
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銀河英雄伝説 DVD-BOX SET 4 :

全てに始まりがあるように、全てには終わりがある。<BR>超大作もここで終わってしまうんです。<BR>続編がないからこそ素晴しいと思うのですが、<BR>でもいざ終わってしまうとものすごく寂しい…。<BR>この作品は人間の欲望の矛盾を思いっきり貫いてくれます。<BR>さてこの第4期は第1期の製作から実に8年も後になってしまいました。<P>この8年の間にヤン役の富山敬さんが亡くなられました。<BR>あまりに適役だったので、かなりの喪失です。<BR>劇中、ユリアンがヤンの記録を整理しているのですが、<BR>ユリアンがヤンの口パクに合わせて台詞を言っているので<BR>さらに物寂しく感じました。<BR>さて、外伝ですが、帝国側のほうがメインっぽいです。<BR>なんといってもラインハルトとキルヒアイスが若い!<P>地位もそれほど上じゃないから二人の行動力のすごさが<BR>よく分ります。ただ命令してるだけじゃないのよー。<BR>日本最高の大作も終わりを見なければ‘見た’とは言えません。<BR>いいえ、私は言わせませんよ!

このシリーズの第3期でヤンが死に、その直後に声優を演じていた<BR>富山敬さんまでお亡くなりになりました・・。<BR>本当に、最後の最後まで代表作をきっちり演じられたかのように。<P>そして、この第4期で収録されている本編でも、2,3度ほど<BR>ユリアンの回想でヤンが登場するのですが、実にアニメスタッフが<P>意地らしいほどの配慮をされていて、ナレーションの屋良雄作さんが<BR>「ヤンは~~と語った」と表現し、ヤンの表情や喋る姿にかぶせて<BR>投影されていて、その気になれば富山敬さん以外の方にヤンの声優を<BR>演じさせる事もできたのに、あえてそれをしなかった、このシリーズ<BR>における、富山敬さんのヤンへの純粋すぎるほどの想いをスタッフが<P>判ってくれたかのような心使いに、とても嬉しか!ったです。<P>このシリーズが終了後の、外伝の方では過去のエピソードで別の方が<BR>ヤンの声をあてていらっしゃいますが、少なくとも長編シリーズの正編<BR>では、最後の最後までヤン=富山敬と徹底してくれ、有難かったです。

 特筆すべきは外伝の出来。本編以上にみる価値ありです。<BR> 『千億の星 千億の光』この時点でのラインハルトはまだまだ<BR>「下っ端」で、自分の裁量で軍を動かしえない時。<BR> なかなか自分の思うようにいかぬ環境でイライライラとしている<BR>ラインハルトにはこの歳になって同情してしまう。<P> かのようなラインハルトの気持ちがわかる若者たちは絶対に多いと思う。<BR> なぜなら今の日本が、まさに銀河帝国(または同盟国)の末期症状<BR>が蔓延している、たいへん似通った状況であるからだ。<BR> 真面目なラインハルトは、内面の葛藤・苦闘・不完全燃焼にやきもき<BR>としながら、それでも任務の遂行をまっとうしようと努力する。<P> ほんとうに涙ぐましい限りだ・・・!<P> そして、やきもきとさせられる若い連中は同盟にもいた。<BR>ヤンもシェ―ンコップも、本来彼らが上にたてばなんら問題ない<BR>状況でも、こちらが見ても明らかに無能と思える上官たちの<BR>無益とも思える命令と必死に戦っていた・・・!<P> こうした若者たちの「葛藤と苦闘」が『千億の~』の影のテーマで<P>あると信じて疑わない。<P> また、『第3次ティアマト会戦』の後、<BR>ラインハルトがブリュンヒルトを賜るシーン。<BR>これには泣けてしまう!まさにこの物語が一瞬のそして永遠の青春物語でも<BR>あるのだと確信してしまう。<BR> 人には輝く時期が人生で必ずある。ラインハルトとキルヒアイスに<P>とってかの時こそが一番の輝きを放っていた、その時だったのだ―――!<P> このプロジェクト関わったスタッフが総力を挙げて創ったという!意気込み<BR>を存分に感じさせられる銀英伝OVA。これこそまさに伝説なのです!<BR> <BR> 

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