私にはこの第三期で一度もまともに見たことがない、<BR>というよりはマトモに通して見ることのできない話があります。<BR>それが銀河英雄伝説上の「第二の悲劇」なのです。<BR>上のそれぞれの話の題を見れば分ると思います。<BR>本当にむなしさが私の周りの中を舞うのです。<BR>ヤン、あんたあっけなさ過ぎるよ！<BR>でもそのあっけなさが逆にらしいから悲しいんだよ！<P>ユリアンたちの叫びと嘆きと涙と一番共感できてしまう時間です。<BR>このシリーズは話の詰めでもないのに帝国でも(元)同盟でも<BR>人が死にすぎです。<BR>テーマは「喪失」ですか？ってくらいに。<BR>でもカリンという数少ない主要女性キャラも登場しますけどね。<BR>銀河英雄伝説を語る上で絶対に外せないこのシリーズ。<BR>心であなたも泣いてください。
原作ファンにも１，２を争うほどの名場面であるヤンの非業の死を<BR>描いた本編ですが、このアニメでもその演出がたまらず、<BR>「魔術師 還らず」の予告は、ナレーションの声と、ヤンの最期の<BR>姿だけしか流れず、それを見ただけで号泣したものでした。<P>しかもこの第３期が終了直後に、富山敬さんがお亡くなりになり、<P>之まで多くのアニメの主人公を演じられた富山さんの１番最後で<BR>もしかしたら１番、想いも深かったのではと感じるほどのヤンと<BR>いう代表作を、きっちり演じきって逝かれた事が、真面目な人と<BR>伝え聞いてる富山敬さんらしいなぁ・・って感じました。<P>ちなみに、宇宙戦艦ヤマトや多くの作品で共演され、この作品でも<P>ヤンをさりげに支えるムライを演じていた青野武さんは、富山さんの<BR>１番の親友だったそうで、「ちびまる子ちゃん」のおじいさん役も<BR>どうかオレに継がせてくれと、青野さん自身がお願いしたそうです。
前述されているように、第３期の完成度はたいへん高いです。<BR>私は大学時代にレンタルで拝見し、第一期、二期との作画や構成力に<BR>感激した覚えがあります。借りてきては毎日のように見て、<BR>卒論や就職活動のストレスを解消していました。<BR> <BR> 勿論本編の素晴らしさには大拍手ものなのですが、それ以上に<P>評価しても良いのが外伝です。これも作画、作品構成力ともにたいへん<BR>良い出来です。特にラインハルトのキャラクターとしての描き方が<BR>人間味溢れていていいです。<BR> 「活き活き！」としています。<BR> ふとしたときに見せるラインハルトのイライラとした表情、<BR>彼らしい！と思わせる覇気のある言動、そしてさすが常勝たるゆえんだ！<P>と確認させられもする戦時での卓越された作戦実!行＆行動力には<BR>本編以上の帝王気質・天才としての彼が溢れていて、ほほえましい限りです。<P> 本編よりも、活発に動いてるラインハルトを見て、初めてラインハルトの<BR>かっこよさにほれ込みました。<BR>オリジナルの外伝ということもファンにとっては楽しい限り。<P>特にラインハルト＆キルヒアイスファンには生唾モノのシーン目白押しです。<BR>このＢＯＸはもう買い！しかないですね！<BR>価格以上の価値は絶対にあります<BR> <BR>
