Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX
 
 
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Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX :

TV放送で第1話を見たときに <BR>「ああ、これきっとハイビジョン収録なんだろうなあ」 <BR>と思いました。エンドロールだけアスペクト比が16:9だったし。 <BR>で、DVDがスクイーズ版で発売されるのを期待してたんで <BR>実際にそうなる、って聞いたときはとても嬉しかったんです。 <BR>迷わず予約を入れました。 <P>だけど届いたDVDを視聴してみると、 <P>上下をトリミングして16:9にしているシーンが殆どですね。 <BR>収録そのまんまだと思えるシーン、ほんの僅か。 <BR>海や畑の風景シーンでさえ上下トリミングなんだもの。 <P>これって家庭用の小さなテレビ向けを想定したんでしょうか。 <BR>スケールの雄大な映像を期待しちゃってたもんで、 <BR>非常に勝手ながら、かなりガッカリ。 <BR>やたら人物のアップがでかくて、 <P>殆どの場面で頭のてっぺんを意図的にカットしちゃってるんで <BR>対した大画面じゃないンだけど(32型ワイドのビデオモニター) <BR>見ていて圧迫感を感じてしまう。 <BR>本当は開放感を期待してたんだけど。 <P>さすがに画質は良いですよね。 <BR>あまり良すぎて、役者の肌とか、ドラマの本筋から外れた所に目がいきます。 <P>でも上記の理由で、そんな高画質も魅力をフルに発揮してないと思います。 <P>「ディレクターズカット版」て事で、未公開シーンが追加されてるけど <BR>却ってテンポがだらけて間延びした印象です。 <BR>TV放送時にカットされただけの事はあるな、って感じで <BR>あまり贅沢をした気分にはなれませんでした。 <BR>制作側が伝えたかったニュアンスには近づいたんだろうけど。 <BR>CMで途切れた場面のツナギはどんな風に?と思ってたんですが <BR>ただ単純にそのままなんですね。 <BR>再編集版なら、ここは逆にもうちょっと細工しても・・・ <P>これって、TV放送の内容のままにスタンダード版で出しちゃっても <BR>良かったんじゃないですかネ? <BR>ドラマそのものの内容は、今更言うまでもないし。 <P>(VHSの方は未チェックなんですけど、どうでしたっけ?)

吉岡秀隆と言えば、北の国の純君のイメージが強くて、それほど上手い役者とも思っていなかった。が、このドラマでそれは180度ひっくり返っってしまった!抑えた演技、控えめな声のトーン、それでいてコトーはこういう人間だと思わせてしまう彼の魅力。ドラマ後半のあきおじの死の場面でそれは証明される。自分の死期を感じてあきおじが、手紙と自分の人生の中で人に自慢できるものとしてコトーのためにつくったわらじ。それをみてこみ上げる感情、そして涙。見ているほうも涙なくしては見れない名シーン。ドラマだと解っていても、まるでドキュメンタリーを見ているかのような彼の涙に、心をわしづかみにされました。出演者が、本当に島に住んでいるかのような錯覚さえ感じるドラマは本当に久しぶりです。ぜひ見て俳優吉岡秀隆のすばらしさと、骨太なドラマ、そして島の風景にどっぷりつかってください。

心地良い作品。これに尽きます。最近の日本のドラマが忘れてしまっていた何かが、この作品にはあると思います。ぐいぐい引っ張られて、続きが気になって仕方なく見るのではなく、なぜだかわからないけど自然と毎週楽しみにしてしまうような、そんなドラマでした。毎回見終わった後、心が晴れやかになりました。まず、映像がとにかく美しいです。島の自然が本当に美しい。映像を見ているだけで癒されます。<BR>それに肝心の物語もとても良いです。一話完結の形式でほぼ進んでいきますが、毎回爽やかな感動が待っています。登場人物も味があります。<P>主演の吉岡秀隆さんは、「北の国から」のイメージが強すぎて他の役はどうだろうと当初心配していたのですが、見事にはまり役でした。1話目を見て、これは彼ち?しかできない役だと思いました。<P>視聴率も、同じクールのドラマの中で最高だったそうです。決して派手なドラマではないけれど、心に響く素敵な作品だと思います。<P>スペシャルとかでまたやってほしいです。

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Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX&nbsp;&nbsp;&nbsp;離島の診療所に赴任した一人の医師が、島民との交流を通じで理想の医療のあり方を体現する姿を描いたヒューマンドラマ。本土から遠く離れた南国の離島の診療所にやってきた外科医・五島健助(吉岡秀隆)。そこには満足な医療器具もなく、診療所を訪れる患者もほとんどいない。しかし、誠実をつくした治療に島民の心を掴んだ五島は、いつしかコトーと親しみを込めて呼ばれるようになる。<br> &nbsp;『北の国から』の南国離島篇とも言うべき力作で、ロケ撮影の素晴らしさはテレビドラマのスケールを越えている。主演の吉岡秀隆はそんな作品のブランド・クオリティとして、抜群の存在感をみせる。スーパーオペを連発してもちっともスーパーヒーローに見えないあたりが、いかにも吉岡秀隆らしいところ。優等生的な展開が多く、全体的にちょっと美しく仕上がりすぎている気もするけれど、ヒューマンとメルヘンのギリギリの線を狙っている脚本の意図はきちっと伝わってくるし、温かみにあふれた読後感にはやはり捨てがたい魅力がある。(麻生結一)
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