TVドラマとは思えないくらいの出来で、<BR>それなりに面白かったのですが、<BR>SFとしても、ヒューマンドラマとしても、<BR>やや、物足りない印象を受けました。<P>特に、最後の方、ご都合主義的にストーリーが進み、<BR>登場人物の動きが不自然な感じな上、<BR>明かされる宇宙人の謎も、ふ~んという感じで、<BR>第4話くらいまでは、わくわくして観られただけに、<P>ちょっと、残念な気分です。
2003年夏の最大の収穫は、WOWOWで10週に渡って放映された、この「TAKEN」でした。<BR>半世紀にわたる3世代の3家族の物語が、最終話で壮大なスケールでエンディングを迎えた際には、力が抜けて次の週末に目標がなくなった喪失感に呆然としてしまったものです。<P>2003年エミー賞のミニ・シリーズ作品賞を受賞したのも当然です。<P>「E.T.」のころより格段にバージョンアップした特殊効果は、物語を壮大なスケールに描きあげています。<BR>皆さんもうなづかれているとおり、「アイ・アム・サム」や「コール」でも好演したダコタ・ファニングが驚くべき名演をしています。<BR>印象的な音楽効果も出色です。<P>ああ欲しい!
秋口にWOWOWで放送されました。<BR>私はそのときに見たのですが、この話はまさにすばらしい。皆さんの言われるように、90分の時間を感じないつくりで話に引き込まれます。<BR>親から子へ、追われる側と追いかける側のスリリングな展開が、、、<BR>宇宙人の存在の事実を知る人間と、疑う人間。<BR>SFものでありながら、とてもヒューマニズムの漂うドラマです。<P>ぜひ、あなたもTAKENのとりこになってください。