「キリクと魔女」は、僕がフランスで幼稚園に行ってた時に、先生にみせてもらいました。キリクはとっても強い赤ちゃんです。お父さんが魔女の召使いにされて、かわいそうだと思いました。でも、キリクが助けたので、キリクはすごいです。井戸の水が出るようにしたのもキリクなので、天才赤ちゃんだと思います。日本語で見るのは、はじめてで、お母さんにDVDを買ってもらう約束をしたので、わくわくします。
鮮やかな色彩、エキゾチックなデザインのアーティスティックな映像がとても美しい作品。<BR>吹き替えも秀逸で全く違和感を感じない。<BR>監督がオリジナルより出来が良いと褒めているけど単なるお世辞とは思えません。<P>お話は生まれたばかりの赤ん坊キリクが、魔女ガラバが村人に課した苦難を解決していくというもの。<P>何故魔女が悪意を持つのか?根源からアプローチするキリクに対し、直情に任せてその場その場で反応する大衆とのコントラストが鮮やかに描かれている。<BR>どんな困難もロジカルに状況分析しながら解決策を模索していくキリクの奮闘ぶりが楽しい世代を問わず楽しめる作品です。
まず、絵。と色。ディズニーみたいなすごい技術はきっと、ないのだろうけど、これまでにみたことないあざやかさが、あります。こころにしみました。ストーリージブリが日本で紹介していますが、いつものジブリを期待すると、的外れ、です。まったくの別ものなのでした。たとえば、キリクは穴を掘っていて、観客には、もうすこしで貫通する、とわかってる。そこで、どう進むか。人生のいろいろな場面と、リンクします。キリクは、自分で考え、正しいと思ったことをどんどん実行し、結果、周りの人を助けます。その、たすけたひとたちから、馬鹿にされたり、いじめられても、いっこうにひるみません。キリクの母親の教育が、すばらしい。あきらめずに、期待せずに、まっすぐ進むことをおしえてくれます。今、できる精一杯のことをすればいいんだ!と。