このドラマは、私達日本人が忘れていた「恋心」というものを思い出させてくれるストーリーです。初めは「韓国ドラマなんて・・・」と少々<BR>バカにしていたところも正直ありました。人の薦めで「そこまで言うのなら見てみようかな？」位の気持ちで見始めました。<BR>ところがドップリと填ってしまったではありませんか！！！<P>内容ももちろん、台詞の一言一言、何気ない仕草。<BR>私もその中に入り込み、終いには自分が主役になりきってしまうくらいに・・・本当に私自身まで彼に恋をしてしまいました。<BR>また、ファッションも見所のひとつ。<P>寒い韓国には必需品のマフラーなんて巻き方は本当参考になるくらい素敵です。主人公のミニョンがするマフラーの巻き方を「ミニョン巻き」と呼ぶくらい大流行になっているんですよ！<BR>最後に主題歌や挿入歌も大変気に入っています。<BR>私の頭の中でＢＪＭとしていつも流れているんですよ。<BR>トータルで楽しめるこの「冬のソナタ」是非お奨めの作品です。

	&nbsp;&nbsp;&nbsp;韓国・春川（チュンチョン）の女子高生ユジンと転校生チュンサンの初恋は、チュンサンの事故死の知らせによってピリオドが打たれる。10年後、幼なじみのサンヒョクと婚約しているユジンの前に、女友達のボーイフレンドとして現れたミニョンは、チュンサンとうりふたつだった。多くの人を傷つけると知りつつも、抗しがたい力で惹かれあうユジンとミニョンだったが、衝撃の事実が次々と明らかになっていく…。<br> 『秋の童話 ～オータム・イン・マイ・ハート～』を手がけたユン・ソクホ監督が、「初恋の美しさ」をテーマに撮りあげたラブストーリー。韓国では2002年に放送され、圧倒的な支持を受けた。最初は起伏の激しい筋書きに目が奪われそうだが、実際に見てみれば、気持ちの流れを大切にした丁寧な演出がなされていることに気づくはず。春川の自然などを背景にした映像美も、ノスタルジアをかきたてる。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;とにかく「まっすぐ」な作品世界が素晴らしい。ドラマ中のキャラクターたちもそうなのだが、それ以上に作り手が、自分の思いが観客に届くことを一点の曇りもなく信じていることがうかがえる。そんな「一途な思い」の力を、ドラマの内と外の両方で感じられる作品だ。（安川正吾）