今まで何故か DVD 化されていなかった作品を一挙に解決して呉<BR>れたという感じだ。特に、初の劇場作品にして最高傑作と名高い<BR>「vs 複製人間」が DVD になったことは、良質な作品が後世に残る<BR>ことに直結し、誠に有意義なことだ。<P> 「ルパン三世」関連の商品は、「初回限定」や「ボックス」でしか手に<BR>入らないと言っておきながら「ファンの強い要望により」などと言って、<BR>後にばら売りや廉価版が発売されたり、特典が手に入るまでに何度<BR>も高い買い物をせねばならなかったり…と、余りにも商魂逞しい販売<BR>方法に首をかしげざるを得なかった事例が多々あった。<P> その点、今回の東宝による DVD 化は、相当良心的と言わねばな<BR>るまい。最初からばら売りのアナウンスがあったし、高々 1 万円強を<BR>出せば良質な作品 3 作が手に入ることに加え (これだけでも充分元<BR>が取れるくらいだ)、これも長い間 DVD 化が望まれてやまなかった<BR>「シークレットファイル」が 2 作ともついてくるのだから。<P> 最後に蛇足ながら、ひとつだけ残念だったことを申し上げたい。そ<BR>れは、特典ディスクの「シークレットファイル」 2 作についてである。こ<BR>の作品が DVD 化されたのは全く以て喜ばしい限りだが、これを「特<BR>典」にしてしまったのは如何にも勿体ない。<P> 「シークレットファイル」は既に VHS という形で世に出ており、これ<BR>だけで独立した商品足り得る。「特典」と言う形での限定販売でなく、<BR>是非とも単体で発売して戴きたいと考える次第である。
このDVD-BOXに入っている3つの作品については、色々と良い批評や悪い批評がされていますが、どの作品も個性的なルパンを観ることができ面白いのではないかと思います。なので、ルパンはこの声優でこうじゃないと、という人には、あまりお勧めできないBOXかもしれません。しかし、シークレットファイルも付きお得感はあるので、ルパンファンでいろいろな作品を観てみたいという人にはお勧めです。
僕は旧ルパンからのファンだ。<BR>新ルパンで、ヘリコプターからマシンガンを撃つ五右衛門に頭を抱えた人は少なくないと思う。<BR>そんな、旧ルパンのテイストに飢えきっていた頃に登場した劇場版第1作(ルパンVSクローン)。大塚ルパン。旧ルパン前半のテイスト。<BR>このBOXには入ってないが、旧ルパン後半のテイストを持つ「カリ城」も好きだ。<P>声優が変わったために否定的な声を聞くこともある「風魔一族の陰謀」も、作画はきっちり大塚ルパンの正当な後継者だ。<BR>もはやこのBOXでしか手に入らないシークレットファイルは、旧ルパンとそれ以前の貴重な資料だ。<BR>こんだけのものがばら売り3枚分の金額で手に入るんだから、何を迷うことがあるものか。このBOXは買いだ!<BR>絶対お勧め!<P>ところで、「トムス・!エンタテイメント作品」というクレジットは勘弁して、、、