アニメファンが、アニメと比較したレビューなんか痛々しくて読んでられない。自分は村上龍原作の映画が好きなのだが、前作『トパーズ』の映画を観て落胆したので、今度こそは、という気持ちで『トパーズII』であるところの本作を観た。そういえば1997年の渋谷は、世間はこうだったなという思いで、くるくると変わる不安定な映像を観た。でも、主人公たちの行動や気持ちはとてもストレートに伝わってきた。『あの素晴らしい愛をもう一度』が流れるラストでは、心の中で拍手を贈った。これはひじょうにストレートかつ意欲的な青春映画だ。そして村上龍の世界だ。<BR>ただ、映像特典は蛇足だったと思う。
この映画を最初にリアルタイムで見たときにはとても陳腐な作品だなあと切り捨てていました。女子校生も風俗産業も日進月歩で進化している今、DVDが発売されて改めて見ました。当然映画の中に描かれている状況設定は古いものになっていますが、女子高生が周りの状況に翻弄されながらも、それなりに一生懸命に生きている姿が浮かび上がってきて、何だか感動してしまいました。この映画で言いたいことが、ラストの目黒川を延々歩くワンカット長回しシーンにすべてが集約されているのが今回見直して痛いほど伝わり胸がジーンとしました。「バウンスコギャル」と並んで、都会派青春ドラマの佳作といえるでしょう。公開時言われた映像のカメラワークなども、今見ても面白いです。
カメラワークが面白い。<BR>ただそれだけ。<BR>この監督はアニメだけ撮っていたほうが良いような気がします。<BR>実写であのカメラワークはちょっと疲れる。<P>内容は援助交際をしている女子高生のドキュメンタリー。<BR>2003年にこの映画を見たのですが、ちょっと『時代遅れ』な感じがします。<BR>ただ、キャストはすごく豪華です。<P>今では見られない仲間由紀恵の水着姿が見られます。<P>あと、知らない人もたくさんいると思いますが、この映画で人気声優さんが出演しています。<BR>エヴァンゲリオンに出演していた林原めぐみさん、三石琴乃さん、石田彰さんのちょっぴり出演には驚きです。(もちろん声での出演です)<BR>どこで出演しているか興味のある人は見て確認してください。