多くのファンの声によってDVDの発売が実現したことに敬意を表して星５つとしましたが、<BR>ソフトの仕様に関して、少し残念な部分があります。<P>予告されていた短縮ヴァージョンが収録されなかったことはともかく、画面の色合いが<BR>ちょっと暗いです。テレビの「明るさ」調節モードを、明るいほうへ調整してやると、<BR>劇場で観たときのような綺麗な発色になるようです。我が家では、そうやって鑑賞してい<BR>ます。２０年以上前のフィルムなので仕方がないのかもしれませんが、同じ「手塚治虫<BR>アニメワールド」シリーズのＤＶＤでも、パイオニアから発売されている「２４時間<BR>アニメ」の初期シリーズ（制作年代は「２７７２」と同じく８０年代）は非常に画質が<BR>良く、発色も綺麗なので、この「２７７２!にも期待していたのですが、メーカーが<BR>違うせいなのか画質に差が見られることが、少し残念でした。<P>また、音声がモノラルなのが、とても悲しいです。「オーケストラの演奏が命」とも言え<BR>るこの作品が、モノラル収録であるために音に広がりがなく、フルオーケストラを使った<BR>樋口康雄さんの作曲や、ヴァイオリン・ソロの千住真理子さんの演奏の魅力が、半減して<BR>しまっていると思います。5.1ch 化してとは言わないけれど、せめて、ステレオ音声での<BR>収録にして欲しかったです。
わたしは初めて、これをＴＶの放映を見てから数十年、数あるビデオ屋に購入するためにどれほど探したか、さっきレビュー見て気づきました、やはり今までパッケージ化してなかったのですか・・・。自分にとってそれほど見たかった代物です。何しろレンタルビデオ屋にあっても売ってないのですから。火の鳥関連の物が全部そろっても、これだけがそろえられない。今まで販売しなかったのが不思議なくらいです。１９８０年の劇場版作品です。（だったと思います）火の鳥ファンは絶対買いだと思います。
手塚治虫の代表作「火の鳥」を原作とした劇場版オリジナルアニメーション。<BR>既製のＶＨＳ版（短縮版94分）と劇場公開オリジナル完全版（122分）の両方を同時収録しているそうです。<BR>わたしはまだレンタルビデオでしか見た事がないので、楽しみです。<P>・・・未来。人口過剰で出産は禁止。地球は地核大変動による崩壊へと向かっていた。<P>試験管ベビーで、育児ロボットに育てられた宇宙ハンターのゴドーは、<BR>不老不死を可能にするという、”火の鳥”(２７７２）を求め宇宙空間へと出発。<BR>長い航海のはてに遭遇した２７７２は・・・・。<P>■キャスト／声の出演■<BR>塩沢兼人（ゴドー）／三輪勝恵（オルガ）／池田秀一（ロック）／藤田淑子（レナ）<P>熊倉一郎（バン）／猿田博士（ヒゲオヤジ）／伊武雅乡?（ブラックジャック）<BR>高橋和枝（ピンチョ）／大竹宏（クラック）／熊倉一雄（サルタ）／竹下景子（火の鳥）他
