なにやらつかみ所のない映画ではある。<BR>なぜ、ノルマンディー作戦は成功したのか?など、自分なりの視点をもって見ると面白いかなーと最近思っている。<P>海峡の最も狭いところを避けた意外性か、悪天候を突いて強行した点か、ヒトラーが癇癪を起こしていて予備軍を動かせなかったからか、レジスタンスが頑張ったからか、・・・。<P>それにしても、あれだけの大軍を有効に組織し、コントロールした点は、評価されるべきなのだろう。が、そういう部分は映画には描きにくかろう。<BR>艦砲射撃の効果はどの程度だったのかとか、水際でのドイツ軍の反撃はどの程度有効だったのだろうかとか・・・いろいろ気になる。<P>連合軍が勝つことになっていたのだといった、固定した見方で歴史をみても面白くない。考えるう!での材料をたくさん提供してくれる点で、これはなかなか良い映画だと思う。
WWⅡの帰趨を分けたヨーロッパ反攻作戦の口火を切った「ノルマンディー上陸作戦」を扱った作品。<P>上陸前夜の兵士・上層部の焦りと期待、そして自負。<BR>本体上陸の前に独軍の組織的反攻を阻止するために戦線後方に勇躍降下した空挺部隊。<BR>ビーチを真紅に染めながらも機銃掃射に向かって上陸用舟艇から果敢に突撃をする兵士達。<P>時間にすれば2・3日のことだが、1944年6月6日のノルマンディー一帯では様々なドラマが展開されたことは想像に難くない。<BR>なかでも、<BR>「なぜ、あの兵士の死体を下ろさないんだ。早く下ろしてやれ!!」<BR>パラシュートが引っかかったまま死んでいる空挺兵を見て、ジョン・ウェインが叱咤する。戦闘シーンよりも、この場面が一番心に残っている。<P>長いけれども一度は観て欲しい映画です。
二次大戦の運命の日、フランス・ノルマンディー上陸作戦決行までの過程、そして戦闘を描いた作品。<BR> フランスのレジスタンス、アメリカを始めとした連合軍、ナチスドイツとそれぞれの立場やドラマを描きたいというのは分かります。<BR> しかしキャストが多すぎてドラマの焦点がぼやけてしまった感もありました。