という評価になってしまうこの映画。<BR>それは、TVドラマでは連続でできた事件を、映画では一回で完結させなければならず、<BR>どうしても「詰め込んだ」と言う印象が出てしまった。<BR>踊る大捜査線の一番の魅力は湾岸署の面々の表情からにじみ出る心情、<BR>その心理描写である。それは熱血の青島刑事だけではなく、<P>すみれさんや、他のキャラクターにまで幅広く求められている部分であることは明白。<BR>しかし、今作ではその心理描写が謎解きというファクターに取って代わられた部分が否めないのが残念。<BR>つまり、どこぞの推理ドラマとまったく変わらないと酷評することもできるのだ。<BR>と言ったものの、ラスト20分はやはり踊る大捜査線らしさを出してくれた。<P>新条が室井さんにコートを渡すシーン、和久さんが敬礼するシーンを始めとして、<BR>いいシーンが目白押しである。<BR>この部分だけはテレビ版にも負けることはないと断言できる。<BR>だから☆5つの評価をつけた。見て損することはない。<BR>個人的にもっとも印象を受けたのは、小泉今日子の演技である。<P>アイドルのあの演技には、むしろ畏敬の念すら覚えたと言っても言いすぎではないと感じる。
2000/7/19に発売になったジュエルケース版と全く同じです。<BR>オープニングのホワイトアウト予告(キャンセル出来ません)から全く同じで閉口しました。<P>メイキング映像や解説などあり、踊るMOVIE DVDを持っていない方にはおすすめですが、ジュエルケース版を持っている方は購入する必要はありません。<P>再発売ですので、せめてBOX版にあった「深夜も踊る大捜査線」くらいは同梱して欲しかったものです。
「踊る」そのものの良さは、もはや書くまでもないことなので、<BR>DVDとしての魅力を書こうと思う。<P>まず、本編が入っているのは当たり前であるが、5.1ch、ドルビーサラ<BR>ウンドの2つから選べる用になっている。<BR>ホームシアター完備ならば当然前者、ただしバーチャルサラウンドでは、<BR>変なエコーの様に、なっていまう部分があるので、後者をお薦めする。<P>そしてもう1つの音声。コメンタリーである。<BR>プロデューサー、監督、脚本のお三方の、言いたい放題(?)コメント<BR>を聞きながら堪能できる。何度も映画本編を見た人が大いに楽しめる作<BR>りになっている。<P>また、特典映像も興味深い。<BR>ファンに嬉しいメイキング。<P>当時の記録の塗り替えた初日舞台挨拶の模様(並んでいる光景などで、実!際の挨拶内容はなし)。<BR>あまりにもコアな、わさびラーメンとホームページ等々……。<P>これらは、スカパー!の「10時間も踊る大捜査線」のダイジェスト的<BR>なものであるが、良い部分はほとんど残されいて、何度も見るには最適<BR>なサイズと言えるように思う。<P>そして、個人的に1番のおすすめは、トレイラーである。<BR>テレビCMから映画予告までの、数々が収録されている。<BR>もはや聞いたことのない人間は皆無?「事件は~」の台詞で閉めくくら<BR>れるあの予告。懐かしいな!あのとき見たな!と言ったものが見つかるでしょう。<P>その他、人物ファイル、前期お三方の対談、動くチャプターメニューな<P>ど、これでもかというほど豪華絢爛である。トール発売のこの時期に、<BR>是非確保されて下さい。