<P>イ・ヨンエの美貌が光ります!<BR>これもそうですが、近年の韓国映画は家族、恋人、仲間などとの間柄に<BR>テーマの焦点を絞って居るように思えます。<P>同じ感動モノでもハリウッド的なものはイマイチ見ててしらけるのですが、<BR>この映画には感動しました。自分が死の淵に居る時、自分のこと以上に<P>残った人のことを思う優しさ。見た人にしか分からないでしょうね。<P>若干の難点といえば、映画の流れがちょっとよくないかな、と感じられた<BR>ことです。場面の切替ですね。ちょっと飛んでるかな、と。<P>劇場公開したとき、実は見に行きました。その日は映画を見てから休日出勤<BR>しようと考えていたのですが、劇場を出たら泣きはらして目が真っ赤でした。<P>さらに会社で思い出し泣きしながら仕事をしました(笑)。<P>心の洗濯に、是非お勧めします
泣きました。<BR>十数年映画を見てきて、これまで涙した映画なんてなかったのに。<BR>壮絶な愛です、圧倒されます、ホントに。<P>はっきり言って、狙ったような「お涙ちょうだいモノ」には、あくび一滴の涙すら惜しむヒネくれた僕ですが、この映画には負けました。<P>愛する人が病にかかり余命いくばくもない、という話は<P>悲恋物語が多いという韓国映画の「クセ」を冷静に考えれば「ありがち」なのかもしれません。<P>それでもここまで胸に詰まされたのは、イ・ジョンジェとイ・ヨンエの迫真の演技があったから。そしてこれが韓国映画の実力なのだと感じました。<P>パケ裏読んで、前評判読み倒して、<BR>それから観ても泣くんですもん。<BR>ホンモノですよ、これ。
イ・ヨンエの美しさは言うまでもありませんが、この人は美しいだけではない!<BR>これほどまでの激しい感情を自然に、肩に力を入れすぎず表現できる、実力派の女優さんなのですね。<P>すれ違い、会話といえばお互いを罵り合う、消え入りそうな危なげな夫婦。でも心の中ではいつもお互いの名前を呼び合っている、どうしようもなく悲しい夫婦。<P>不治の病に冒されながらも素直になれない妻に夫は「ラスト・プレゼント」を贈ろうと、彼女の過去を訪ねる。<BR>そして、たどり着いた彼女の過去・・・。<BR>この物語は、実は妻から夫への「ラスト・プレゼント」なのでしょう。<BR>お互いを深く愛しながら、言葉べたな二人の優しくて、悲しい愛の物語。<P>韓国作品は文化の違いはあるけれど、民族的な感覚が私たちに近い!物を感じて、「わかる、分かる。」とうなずけるところが心地よいです。<P>イ・ジョンジェが頼りなげで、見る側をもどかしくさせるどこまでも優しい夫をナチュラルに演じていて、今後も注目したいです。<P>ラストに静かに流れるイ・ヨンエの語りとエンディングが、最後の涙をしぼらせます。ティッシュのご用意を。