ロボコン ロボコン
 
 
  音楽・ステージ   外国映画   日本映画   アニメ   アイドル   ホビー・実用   スポーツ・フィットネス   キッズ・ファミリー   TV・ドキュメンタリー   BOXセット  
ロボコン :

山口徳山市(現周南市)でロケされた青春映画の傑作です。地味な題材ながらラストのロボコンの模様は手に汗を握ります。あと見所はライバル的な存在を演じる荒川良々。あえて外したキャスティングがこの作品らしい絶妙な効果を上げています。無邪気な主人公長澤まさみが走るトラックの荷台で歌う百恵ちゃん!やはり青春映画のヒロインには地方都市の何気ない風景が似合います。

落ちこぼれ第二ロボコン部の部員4人が偶然全国大会に進んだことがきっかけで、やる気を取り戻すまでを描いた作品。地方大会では相手を負かせることが出来ず、本来なら全国大会に進めないはずだが、戦い方がユニークだ、ということで特別に全国大会の切符を手にしてしまう。でも、どうみても、「どこがユニーク?」という突っ込みを入れたくなる。偶然に偶然を重ねたロボコンの試合展開に「嘘でしょ??」ってツッコミを入れたくなるが、そんな偶然な展開を登場人物たちも自覚しているのでよしとする。それに高校生の青春モノ&ユーモア好きな私としてはこのストーリー展開はまだ許せる範囲だ。それよりも、偶然の出来事を「偶然」として正面から受け止め、「偶然」に甘んじることなく、偶然を必然に変えていく彼らの頑張りがほほ笑ましい。何となく奇跡を待つのではなく、偶然得たチャンスをモノにしようと努力する姿を描くことに意味があるんだろうな、と思った。「ウォーター~」に比べると話の展開はユルイけど、随所で笑いのツボは満載である。第一ロボコン部の揃いのユニホーム、第二ロボコン部の顧問でもあり主人公の担任でもある図師先生の意外な一面など。。。特に、図師先生と第一ロボコン部部長には笑わされました♪後は、小栗旬も良かったな~「SU」では、茶髪のサッカー少年コーくんだったけど、映画では黒髪・眼鏡と、一転して知的でナイーブだ。「SU」ではワイルドに憧れているけどワイルドになりきれないエセワイルドなズッコケ少年だったのでちょっとビックリ!!この映画で初めて、小栗が長身で足が長いことを知った。「SU」ではいつも情けないDB4の一人だったので、改めて小栗の演技力の確かさを知った。

ひっじょ~にわかりやすい展開、各個人見せ場あり、成長ありのスポ根青春映画。これは万人が楽しめる映画として誰にでもオススメできる作品です。荒川良良のよしよし節は今回も健在(これはど~でもいいか笑)この作品における唯一の誤算は長澤まさみ嬢の笑顔がかわいすぎるってところかな笑ふつうびんびんに燃え上がるだろ~がこのバグヤローどもめが!と乱文書いてしまうくらい男の子たちの態度はそっけない。まぁそういうところも含めて愛すべき作品です。

ロボコン ↑ご購入はこちらからどうぞ。
ロボコン&nbsp;&nbsp;&nbsp;全国に62校ある高専(高等専門学校)の学生たちが、テーマに沿って一定条件を満たすロボットを開発。フィールド内でバトルをくり広げるトーナメント方式の大会“高専ロボコン”。これに夏休みの居残り授業の代りに出場した里美は、次第にロボコンに魅せられるのと同時に、おちこぼれ第2ロボット部の面々に“やる気”を起こさせることに…。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;ロボコン版『シコふんじゃった。』というべき青春映画。ヘンに熱くならずに淡々とした古厩智之監督独特の演出の味わいが、試合のシーンは3分間カット割せずに2台のカメラで追ったというドキュメント手法と合致。奇妙なリアリティを持って胸に迫る。それで最後には熱い感動を呼ぶという仕掛けだ。長澤まさみ、小栗旬、伊藤淳史、塚本高史ら若手俳優たちも魅力的で、観て損なしの快作だ。(横森 文)
| 音楽・ステージ | 外国映画 | 日本映画 | アニメ | アイドル | ホビー・実用 | スポーツ・フィットネス | キッズ・ファミリー | TV・ドキュメンタリー | BOXセット

DVD