黄金のプロレスラー列伝(2) 発掘!今甦る伝説の名勝負 黄金のプロレスラー列伝(2) 発掘!今甦る伝説の名勝負
 
 
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黄金のプロレスラー列伝(2) 発掘!今甦る伝説の名勝負 :

~1954年から1963年ごろまでの映像となった第2集。注目のルー・テーズ戦は1試合で、しかもバックドロップを決めた3本目が見つからずに未収録というのがはちょっと残念。しかし、顔ぶれはすごい。MSG最強の男の一人アントニオ・ロッカはドロップキック連発(この高さと速さは、猪木や鶴田以上かもしれない)にフランケン・シュタイナーみたいな技~~まで繰り出す。シュミット流バックブリーカーのハンス・シュミットの悪役ぶり、フリッツ・フォン・エリックはストマック・クローを炸裂させるし、ボボ・ブラジルのココバットもすごい。ヒールになる前のブラッシーやシークまで出てくる。よほどこの時期のプロレスに詳しくないと、価値がわかりにくい玄人好みする内容だ。<P>~~<BR>しかしこの!第2集での見所は、日本人第一世代?の二人、ヒロ・マツダや猪木と組んだデューク・ケオムカ、馬場・猪木・大木らと組み、日本プロレスのエージェントとして重きをなしたミスター・モトの二人。<P>~~<BR>彼らは完全に(ドイツ人レスラーと同様に)ヒール役であって、しかも空手と柔道の技を全面に出し、そしてお辞儀をしたり四股を踏んだり、有名な多吾作タイツを履いて、しかも足袋をはいて下駄を履くという不思議なスタイルで、日本のティピカル・イメージを演出するのだ。まさにこれこそオリエンタリズムであって、タイガー・ジェット・シンやザ・シークのア~~ラビアのお祈りやコスチュームが日本人に受けたように、アメリカ人もそういう目で日本人レスラーを受け入れていたのだろう。<P>~~<BR>モトもケオ!ムカもなかなかの実力者だけれども、こうした日本人イメージに合わせて売り出す必要があったわけだ。そして力道山、マツダ、馬場、猪木の時代になってから、日本人のストロングスタイルがアメリカでもそれなりにポジションを得るようになっていくことになる。<P>~~<BR>さて、こうなるとあとはカール・ゴッチ、そしてグレート東郷あたりも是非見てみたいものだ。~

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