ラストシーン デラックス版 ラストシーン デラックス版
 
 
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ラストシーン デラックス版 :

 1965年、三原健(西島秀俊)と吉野恵子(麻生祐未)は映画の看板スターだった。ところが、吉野の引退を機に三原のスターの座が揺らぎ始めた。妻の千鶴(若村麻由美)の交通事故死も重なり、吉野は業界から姿を消した。<P> 35年後、三原(ジョニー吉長)は映画『ドクター鮫島』のエキストラして業界に帰ってきた。撮影現場の変わり様に驚きながらも、三原はしがない老人役を真摯に演じ、また身近にいた小道具のミオ(麻生久美子)といつしか交流を深めてゆくのであった。<P> 映画の変遷と舞台裏をノスタルジックに描いた作品。三原の映画観がミオをはじめスタッフに受け継がれる様がさりげなく描かれていて気持ちいい。ジョニー吉長が放つ気迫に充ちた雰囲気は圧倒的だ。映画の光と影をストレートに味わうことが!できる。

1965年と2000年,2つの時代で映画製作の舞台裏を見せながら,一人の俳優の人生を描いてゆく救いと癒しの物語。 <P>映画が大好きで小道具の仕事に誇りを持って働いている女性が <BR>まるで,やる気が感じられない現場に遭遇し仕事の意味を無くしていく。 <BR>だけど,この仕事を最後にすると決心し撮影に臨む老いた俳優の姿に触れ, <P>彼女も,現場も,次第に一丸となって仕事に励むようになり, <BR>同時に,忘れかけていた映画への憧れ,その憧れの職場に自分はいるんだという誇りが芽生え, <BR>映画製作の現場に生き甲斐を取り戻してゆく見事な演出に感動。 <P>一人の俳優の生き様を,心に迫る描写で鮮烈に荘厳に描き, <BR>鑑賞後も,しばらく余韻で泣いた・・ <P>とっても素敵な映画です。 

DVD発売前ですが、東京迄はるばる観に行って本当に良かったです。1965年と2000年の二つの時代の映画製作の現場を背景に、かつてスターだった男がふたたび映画にエキストラ出演することになり、何故戻って来たのかその謎解きも含め、色々な人間関係を感動的に描いていました。何より役者さん達がとても生き生きしていました。若村麻由美さんはセリフのひとつひとつ、動きのひつつひとつが優しさに溢れ、麻生祐未さんはウットリするほど美しくて大女優という役柄にピッタリで、麻生久美子さんは時折見せる凛とした強さを感じさせる表情がとても素敵で、特にラストは素晴らしかったです。西島秀俊さんは墜ちていく役者の焦燥感みたいなものがひしひしと感じられて、あんな役柄の西島さんは初めて見ました。ジョニー吉長さんも哀感に溢れていて良かったです。特に若村さん演じる奥さんが「後悔していないわ。」と言った後に見せる笑顔が切なくて。<P>やる気のない監督の為にバラバラだった現場が、ジョニーさん演じる三原健がみせた最後のプロ根性によって段々とまとまり、文字通り「ラストシーン」へと展開していくシーンでは、涙でスクリーンが霞んでしまいました。あの場面はずっと忘れないと思います。映画が好きでよかった、何て映画って素晴らしいんだろうと心から思える映画でした。

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