やっぱりこの人は歌うまいなーって感じました。スタジオ音源はいいけどライブはイマイチっていうアーティストが多いなか、MISIAの歌の素晴らしさは本物です。このDVDに関していうと、オープニングなんて映画のようで「これから何がはじまるんだろう?」というドキドキ感を十分に煽ってくれます。本編なんですが、個人的にはもっとミュージシャン達も観たかったというのが率直なところです。でも全体的にはよくできていると思います。ただ、パッケージに表記されていないのですが「果てなく続くストーリー」がダンスリミックスみたいなアレンジなので、この曲にバラードを期待していると「あれ?」ってなっちゃいます。その点だけ注意すれば、その他は何も問題ないです。ファンなら間違いないでし!う。
驚異のロングトーン、ずば抜けた声量、声域・・・日本で、ライブでこんなに歌えるひとは彼女以外にはいません。なかでもバラード「飛び方を忘れた小さな鳥」は本当に目が潤むほどの感動でした。そしてステージをぎりぎりまで使った総額15億円のセットの迫力とその魅力を最大限に映し出したMISIAのDVDは言葉では言い出せないほど、素晴らしいです。このDVDをみたらあなたもきっとMISIAの世界に引き込まれます。
歌唱力には定評のあるMISIAのライブDVDには以前から注目していました。2003年版はついにdts96/24での収録ということで、dts96/24のリファレンス用も兼ねて購入しました。従来のDolby Digital 5.1ch+PCM 2chとは違い、Dolby Digital 2ch+dts 5.1chという構成ゆえ、dtsデコーダのない環境では2chステレオになりますので注意が必要です。<P>それにしてもdts96/24で聴くMISIAのボーカルは最強ですね。特にInto the Lightの演出は見事です。伸びやかなサビのトーンとシンクロしてライトが観客席後方へと伸び、それに合わせて余韻のある中高音がリアの方へと移動していくのがわかります。派手なドンシャリではなく上品でキレイな音質で極上の歌声が堪能できます。逆にライブ感は少し希薄かも知れませんね。