ER 緊急救命室 VI ― シックス・シーズン セット 2 ER 緊急救命室 VI ― シックス・シーズン セット 2
 
 
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ER 緊急救命室 VI ― シックス・シーズン セット 2 :

ルーシーが刺される。カーターも刺される。<BR>死ぬ者、生き残る者。<BR>そういえば、日本でも患者に撃たれたり、刺されたり、焼かれたりした医療従事者はいる。<BR>さまざまな思い。苦しみを抱える。<P>しかし、このシーンの放映を中止した放送局の判断は正しかったのか。精神障害者と共に生きる社会を目指すのなら、ちゃんと放映すべきではなかったか。<P>生き残ったカーターが、ルーシーの母親から「痛かったですか?」と聞かれて「痛みは感じませんでした」と『嘘』をつき、落ち込んでしまうシーンがつらい。<BR>この後のシリーズで、カーターと刺した患者とが出会うのだが、そのときの動揺する姿もつらかった。それほど、この話はこのドラマで重要な意味を持っている。<BR>ぜひ、見ておこう。

 パッケージはコンパクトな簡易版。DVDには、1枚目に両面11-14話、2枚目に両面15-18話、3枚目に両面19-22話が収録されている。タイトルは順に、ドミノハート、医学生アビー、だれよりも君を愛す、悲報、耐えてこそ、安らかな最期を、命の選択、天国への通知、一番短かった1年、ほつれたロープ、決意の日、危機。日本語吹き替えの声優はテレビと同じだ。<P> 特に、ルーシーとカーターの話(第14話)、マークとその父親の話(第20話)は涙なくしては見ることができない。このパッケージを見る前に、ぜひER6の第1話から見ておいてほしい。<P> 実は、ER6はNHKの総合テレビで放送されていたが、このパッケージの第13-14話の2話については放送されておらず幻の2話となっ!ている。その意味でも貴重なパッケージだ。平成14年7月19日(金)と26日(金)に予定されていたこの2話の放送は、直前になって中止され、急遽第15話からに差し替えられた。トバされた2話の内容は「医学生ルーシー・ナイトと医師ジョン・カーターが患者にナイフで刺され・・・」との内容だ。

期待通りのストーリ展開。<BR>いつにもまして面白い。<BR>ファンならずとも、皆に勧めたい一品です。

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ER 緊急救命室 VI ― シックス・シーズン セット 2&nbsp;&nbsp;&nbsp;TVドラマシリーズ「ER緊急救命室」の第6シーズン(1999~2000年)。新たに5人のメンバーが加わったことで、これまで以上に巨大な群像劇となった本作では、さらに劇的なドラマが展開されていく。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;再びERに戻った東洋人医学生ジン・メイ、ユーゴ内戦で家族を失った医師ルカなどが新スタッフとして登場するが、第1シーズンからのレギュラー、キャロルとジェニーの2人がERを去ってしまうのも本シーズンの大きなポイントだ。 &nbsp;&nbsp;&nbsp;また第14話「悲報」では、カーターとルーシーが患者に刺されるという大惨事が起きる。シリーズ史上最悪の悲劇ともいえるこのエピソードは社会派J・カプランが監督している。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;ベントンの新たな恋、精神を病んで薬物依存症になるカーターなど見どころはほかにもつきない。乳ガンの手術で乳房を切除する患者(レベッカ・デモーネイ)、痴呆症を患ったかつての名医(アラン・アルダ)などゲストの存在感も大きく印象に残る。(井上新八)
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