この6シーズンは、ルーシーとカーターを襲った悲劇を見るために買った。 <BR>でも、そのお話はセット2にある。このセット1は正直なところ「ついで」に買ったといったところだ。セット2をみるまえにと思って、セット1を見始めてやっぱりのめり込んでしまった。 <P>医者も年老いる。目は見えなくなり手は動かなくなる。最後には頭もつかえなくなる。若い医者に追い越され、悔しい思いをしなければならない。第一、最後にはそんな連中に看取ってもらわなければならないではないか! いつかそんな日がきっとくると思って働いてきた。そんな思いが、いきなり痴呆症に苦しむ名医とその名医に学んだ医師という関係を通して描かれていた。 <BR>私の頭の中に築かれた鑑別診断リストも検査手順も様々な手技もいずれすべて消え去るのだ。消え去っても医療は行われる。消え去ることでじゃまが減ると思う若手もいるかもしれない。 <BR>やはり後輩には私を乗り越えてもらわなければならない。そして私は先輩たちを乗り越えなければならない。そんな思いを抱かせる6シーズンの前半であった。 <P>他にもたくさんのエピソードがある。でも、傍観者ではなく当事者になってしまう。個人的には自分の経験がフラッシュバックするような部分があり、精神的につかれてしまうエピソードがあった。 <BR>キャロルの出産やグリーンの家族の問題などがスパイスとしてちりばめられている。 <BR>かなり、セット2を見るのが怖くなってしまっている。どうしよう、、
TVドラマシリーズ第6シーズンですが、社会派監督はERを修羅場にしてくれました。こんなに深刻なドラマは来年も続けられるのかしらと不安になる位の暗さ・・・。心が元気な時に、それでも、覚悟してみてください。そこここに「優しさ」がちりばめられていて、どんなに悲惨な現実があっても、やっぱり生きてゆこうと思わせるのです。第8シーズンを見てしまった今でも、このシリーズはスゴイ!ここから見始めても宜しいですよ。違ったERが始まるかも。
パッケージはコンパクトな簡易版。DVDには、1枚目に片面1-2話、2枚目に両面3-6話、3枚目に両面7-10話が収録されている。タイトルは順に、ウイーバーにはかなわない、最期の儀式、嫉妬に揺れて、父親たちの罪、真実そして結果、わが道、栄光よさらば、大いなる期待、ドクタールーシー、家族の問題。日本語吹き替えの声優はテレビと同じで、DISC1のデータベースには声優のデータも収録されている。<BR> シリーズ6のこのパッケージは、キャロルの臨月、ロマノの部長就任問題、ドクター・ルカの登場から話が始まる。第1話から見所が多く、シリーズ6になっても視聴者を飽きさせることはない。必ずしも前のシリーズを見ていなくでも大丈夫。<BR> なお、次のパッケージ『ER 緊急救命室 VI - シックス・シーズン セット 2 』もさらに感動的なのでぜひ続けて見てほしい。