シカゴ スペシャルエディション シカゴ スペシャルエディション
 
 
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シカゴ スペシャルエディション :

 とにかく楽しめる作品。ステージの表裏などを描いたミュージカルはあまり好きではないので、その手のものはチョット・・・と思っていましたが、物語の構成といい、展開の面白さといい、それになんと言っても、キャストがとにかく芸達者!<P> キャサリンの迫力満点の歌とダンス。レニーも負けず劣らず舌っ足らずのセクシーな歌声を披露しているし、それにあの背筋の美しさ!とても『ブリジット・ジョーンズの日記』と同一人物とは思えません!役作りへの執念とプロ意識の高さに脱帽です。<P> 一番の見せ場の好みは人それぞれでしょうが、私が個人的に一押しなのはなんといってもリチャード・ギアのダンスシーン。歌声もまたいいんだ、これが。「プロフェシー」や「運命の女」とは全く違うリチャードの魅力が溢れる作品です。ステージ上でマリオネットに扮した人物たちをリチャードが操るというシーンが、この無法地帯と化した『シカゴ』を牛耳っているのは自分だと言わんばかり。リチャードの憎憎しい表情がまた、よいのです。絶対おすすめ!

■これは、大傑作です。音楽性、テンポ、構成・・・・・。笑いと涙。プライドと退廃。名声と孤独。こうした主題が、アップテンポの中でも、しっかりと、顔の表情や、手のしぐさにまで、染みているって感じです。<P>■ニューヨークのミュージカルを見てから、映画を見ました。まったくミュージカルの迫力を損なうことなく、映画らしさもしっかり活かされていて、これ、誰が、どうやって創ったの?って思いましたが、特典映像を見て、ああ、やっぱり映画とミュージカルの両方がわかっている人が、こういう方法で創っていらしたのね。ってわかるから、さらに感動しました。<P>■シーンへの移行も、ビヨークのあれより、ずっと自然でしょ。最後が、ヒロインの幻想なのか事実なのか、わからないのもいいですよね。「未来世紀ブラジル」のラストみたいだったら、本当に悲劇なんだけど。こういうバランス感覚が、随所に活きていて、この映画は、本当に奇跡的なバランス・センスの上で、高速に運動する美女のサーカスのようです。<P>■あの時代のシカゴを、人間を、21世紀風の高速運動にアレンジしてしまう映画さばきにエールを贈ります。サントラも、ビジョンを喚起する構成になっており、最高でしたよ。

映画館で観た時も今回も、この圧倒的なスピードで一気に観てしまった。人殺しがスターになるなんて道徳的、良識的に「どうなの?」な内容ではあるのだが、そんな疑問もこのスピードとスコアと絢爛豪華さに吹き飛ぶ。特にキャサリン・ゼタ=ジョーンズの歌とダンスのスキルの高さ、艶っぽさ、そしてあの輝き!この作品で彼女のファンになった。<P>6人の女囚人が殺した男のことを自業自得だと歌い踊る「CELL BLOCK TANGO」は圧巻。<BR>DVDの吹替え版の疑問:ヴェルマ(キャサリン)の声、深見梨加さんとなってるけど、これ田中敦子さんの声ではないかしらん?私の耳がヘン?

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シカゴ スペシャルエディション&nbsp;&nbsp;&nbsp;1920年代のシカゴで、スターを夢見るロキシーが愛人殺害で逮捕される。彼女が入った留置所には、かつてのキャバレーのスターで、夫と妹を殺したヴェルマがマスコミの注目を集めていた。しかし、人気弁護士ビリーがロキシーを担当し、世間の目は彼女に注がれる。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;犯罪の薫りが立ちこめる1920年代の背景、華やかなスターへの夢に女同士の嫉妬、そして現実のホロ苦さ…。ドラマチック満点の要素が、ミュージカル・ナンバーが絶妙に溶け込む。レニー・ゼルウィガーのしたたかなヒロイン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの迫力のダンス、ギアの道化的な軽妙さと、俳優たちも大健闘の演技。舞台出身の新鋭ロブ・マーシャル監督が、ブロードウェイの舞台版とは一線を画し、あくまでも映像で魅せることにこだわった、「ミュージカル映画の見本」と言える傑作だ。(斉藤博昭)
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