TファンのほとんどはT2で話が終わってるとお考えでしょう。私自身もそうです。まあしかし正統な続編と堅苦しく捉えず,別の制作陣が描く別のT像と思えば,それなりに楽しめる娯楽大作ではあると思います。ストーリーは賛否両論ありそうですが,(T2で決着が付いていなかったという前提の下では)こういう展開もアリかなあ,という感じでしょうか。ある意味衝撃的ではありました。アクションシーンは全体にレベルの高い出来でした。特にトラックチェイスのシーンは大迫力で,純粋に絵的に楽しめました。またラストシーンの映像もなかなか衝撃的でした。難点は新型Tのネタでしょうか。T2の液体金属が衝撃的だっただけに,この程度の進化ではさほどインパクトはなく,結果としてあまり強そうな印象を受けませんでした(もちろん設定上は強いことになっていますが)。せっかく女性キャラにしたんだから,もっと女性ならではの攻撃方法とかあっても良かったように思います(C・ローケンはうまく演じていましたが)。ところでT4制作の話もあるらしいですが,シュワ氏が知事になってしまってどうするんでしょうね?
前作「ターミネーター2(T2)」で「終わった」と思っていたターミネーター・<BR>シリーズですが、なんと「T3」が作られました!というのが、最初の印象でした。<P>実際に出来上がった作品を劇場で見た感想は、「やはりT2は偉大だった」という<BR>ところでした。アクションやラストの持っていき方などは、工夫を感じますし、ハリ<BR>ウッド映画の大作のレベルをクリアしていると思うのですが、続編は、その前の作品<BR>を超えなければいけないという「宿命」を背負っているため、辛口の評価が多いのでは<BR>ないでしょうか?<P>個人的に「前作」とのつながり(ジョン・コナー役が違う!監督のみならず、T-850<BR>以外の出演者が総入れ替え!)に難があると思います。クレア・デーンズももっと輝<BR>いて欲しかったし、T-Xも凄みが足りなかったですね。(かわいいターミネーター<BR>ってどうなんでしょうね?当初T-X役にX-MENのファンムケ・ヤンセンが、候補<BR>に挙がっていたようですが、これはクリスティナ・ローケンで正解だったと思います。)<P>というふうになんだかんだ不満を並べようが、ターミネーターファンだったら、多分<BR>DVDを購入すると思います。この作品は、製作者マリオ・カザール(以前会社を倒<BR>産させている)の起死回生の一打という位置付けなのでしょうが、できれば「T4」<BR>は、作って欲しくないと現時点では、思っています。
堅実に作ったなと思う。<BR>観客がニッコリ合格点を出すのは前作を超えた時『だけ』なのだろう。<BR>そこらへんのうんちくは解説好きに任せておくことにして……<BR>少なくともいえることは、『前作前々作とは同水準』である。<BR>驚きは少ないのかもしれないが、1~3を通して見れば面白い。